【センバツ】山梨学院・菰田陽生主将が左手首の手術成功、来秋ドラフト候補の俊足兄・朝陽選手と歩む道

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最速152キロ右腕でセンバツでも特大の一発を放った二刀流・菰田陽生投手(3年)が、30日までに大阪市内で左手首の手術を受け、無事に成功した。センバツ1回戦での本塁打直後に一塁守備での交錯で負傷し、「左橈骨遠位端骨折」と診断されていたが、早期の戦線復帰を目指して手術を決断した。全治1カ月半から2カ月の見込みで、4月11日開幕の春季県大会は欠場するが、集大成となる夏に向けてリハビリを開始する。千葉県の実家では、来秋のドラフト候補である兄・菰田朝陽選手(上武大3年)と再会し、共に目標に向かって道を進んでいく。

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早期復帰へ「手術」を決断、夏に照準

聖地での衝撃的な一発から一転、暗転したアクシデント。22日の長崎日大戦、初回に高校通算35号となる甲子園初アーチを放った直後の5回裏、守備での交錯で菰田陽生選手は骨折、その後、ベンチに入り声で主将の役割を示していた。

そして大会が終わり、菰田選手は「早く戻ることができるならば手術しようと決めました。1週間くらいすれば動かせる状態になると(医師に)言われたのでリハビリしていきたい(スポーツニッポン)。」と、早期復帰のために手術を受けた事を明らかにした。

194センチ102キロという恵まれた体躯を持つ今秋ドラフト1位候補にとって、この春の離脱は大きな痛手だが、本人は至って前向きだ。手術は無事に成功しており、これから慎重に、かつ着実にステップを踏んでいく。春季大会の欠場は決まったが、全ては「夏に二刀流として大暴れする」ため。エースとして、主将として、再び甲子園のマウンドと打席に立つための戦いが始まっている。

兄・菰田朝陽選手との再会、謙虚に精進の教えを再確認

手術を終えた菰田主将は、千葉県御宿町の実家へと帰省した。そこで待っていたのは、同じくドラフト候補として注目される兄、菰田朝陽選手(上武大3年)だ。3学年上の兄は、来秋のドラフト上位候補に挙がる俊足の外野手。中学時代、共に「千葉西リトルシニア」で腕を磨いた兄弟はが再会した。

兄の朝陽選手も、怪我に苦しむ弟を温かく励ました。152キロの直球と規格外の飛距離を持つ弟と、大学だけでなくアマチュア屈指とも言われる兄、菰田兄弟のポテンシャルは、現在のアマチュア球界でも屈指の存在だ。

苦境を力に変える不屈の精神

今大会、菰田主将が示したパフォーマンスは、多くのスカウト陣を驚愕させた。初回の「初スイング弾」は、かつての岡本和真選手(現ブルージェイズ)を彷彿とさせると絶賛された。離脱さえなければ、大会の歴史を塗り替えるような活躍が期待されていただけにケガは惜しまれる。それでも山梨学院は春に菰田選手抜きで戦うことになり、チーム力強化をはかるチャンスとなる。

夏には強力になった山梨学院と共に、背番号1としてマウンドに、バッターボックスに菰田選手が帰ってきたら、最後の夏の主役として進撃が始まる。

【菰田 陽生】 プロフィール

  • 氏名: 菰田陽生(こもだ・はるき)
  • 所属: 山梨学院高校(3年)
  • 出身: 千葉県(御宿町出身・千葉西リトルシニア出身)
  • ポジション: 投手(主将)、一塁手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 194cm、102kg
  • 主な特徴や実績: 自己最速152キロ、高校通算36本塁打(3月現在)。2026年選抜大会で衝撃の甲子園初アーチ。守備での交錯により「左橈骨遠位端骨折」を負うも、手術を経て夏への復活を目指す。2026年ドラフト1位候補。

【菰田 朝陽】 プロフィール

  • 氏名: 菰田朝陽(こもだ・あさひ)
  • 所属: 上武大学(3年)
  • 出身: 千葉県(御宿町出身・千葉西リトルシニア-拓大紅陵高卒)
  • ポジション: 外野手
  • 投打: 右投左打
  • 主な特徴や実績: 拓大紅陵高時代から俊足が注目。上武大でもリードオフマンとして活躍する。菰田陽生投手の実兄であり、来秋(2027年)のドラフト上位候補としてリストアップされている。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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