【センバツ】智弁学園・2年生4番の逢坂悠誠選手が大阪桐蔭・川本晴大投手から同点弾、打の主役も成長へ

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第98回選抜高校野球大会決勝戦で、智弁学園(奈良)は大阪桐蔭(大阪)に3-7で敗れ、10年ぶりの頂点には一歩届かなかったが、2年生ながら名門の4番に座る逢坂悠誠内野手が、同学年の大阪桐蔭の新怪物・川本晴大投手(2年)の直球を完璧に捉え、右翼ポール際へと突き刺さる同点ソロ本塁打を放った。今大会通算10安打を記録した若き大砲が、打倒・川本の狼煙を上げる。

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新怪物を粉砕、「完璧」な弾道

2-3と1点ビハインドで迎えた6回裏、1死走者なしの場面。バッターボックスには、今大会絶好調の逢坂悠誠選手が向かった。対するは、初回から三者連続三振とエンジン全開の大阪桐蔭・川本晴大投手。注目の「2年生対決」は、1ボールからの2球目、内角寄りに甘く入った139キロのストレートを逢坂選手がフルスイング。快音とともに放たれた打球は、逆風を切り裂き、右翼ポール際へと一直線に吸い込まれた。「チームに流れを持ってくるバッティングをしたかった。真っすぐを狙っていた。狙ったボールを1球で仕留めきれて、完璧だった。」と話した。

この一発は、今大会第9号。新基準バットが採用された2024年以降では最多となる本塁打数を更新するアーチとなった。新怪物として注目され始めた川本投手から今大会初めて本塁打を放った。

大会10安打の圧倒的存在感

逢坂選手の活躍は本塁打だけにとどまらなかった。4回には先頭打者として左翼線へ痛烈な二塁打を放ち、その後の2点目のホームを踏むなど、チャンスメイクでも貢献をした。この日の決勝戦でも2安打で、大会通算では10安打を積み上げた。強力な智弁打線を文字通り「4番」として牽引し、全5試合を通じて安定したコンタクト能力と長打力を披露し続けた。

エースの杉本真滉投手(3年)も「下級生の逢坂が打ってくれた点を取られるわけにはいかない」と語るほど、チームメイトからの信頼も厚い。昨秋の近畿大会決勝で敗れた悔しさを胸に、この冬は一振りの重みにこだわり抜いてきた。その成果が、聖地の決勝という最高の大舞台で、同点本塁打という目に見える形となって結実した。

打の怪物誕生へ

今大会は川本投手を中心に、怪物候補となる2年生投手が活躍を見せた。しかし、投手が強い世代では終わらない。これまでも投手が注目された世代には、その投手を打倒しようと、打者も成長をしてくる。試合後、逢坂選手は「この負けを材料にいかにチームを強くするか、夏に向けて悔しさを頼りに頑張ります。大阪桐蔭には2度は負けません。」と話した。2年生同士の「川本対逢坂」という新たなライバル関係も明確になり、今後の成長につながるはずだ。

新基準バットの影響で本塁打数が減少傾向にあるなか、逢坂選手が見せた打撃は、今後、更に成長してゆけば多くのスカウト陣の注目を集めることになる。智弁学園出身の岡本和真選手が海をわたってメジャーでデビューをし、それに続く選手が登場した。

【逢坂 悠誠】 プロフィール

  • 氏名: 逢坂悠誠(おおさか・ゆうせい)
  • 所属: 智弁学園高校(2年)
  • ポジション: 内野手(一塁手)、外野手
  • 投打: 右投左打
  • 主な特徴や実績: 2年生ながら智弁学園の4番を務める強打者。2026年選抜大会にて大会10安打を記録。決勝の大阪桐蔭戦では川本晴大投手から一時同点となるソロ本塁打を放った。父も智弁学園野球部OB。新基準バットに順応した高い打撃技術を誇る。
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2016年以来10年ぶりの頂点を目指す智弁学園が6回、同点に追いついた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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