花巻東・大谷翔平投手、不安も抱えながら最後の夏へ!

選手コラム

 今年のドラフト目玉選手、花巻東・大谷翔平投手が最後の夏を迎える。しかしそれは万全ではなく不安を抱えながら。

 センバツで準優勝しドラフト会議で6球団が1位指名した菊池雄星のフィーバーが2009年、大谷翔平投手は熱の冷めていない2010年に花巻東に入学した。

 190cm近い長身から放たれる打球は軽々とフェンスを越え、投げても140kmを軽く超える投球で1年生から4番を任せられ、菊池の次は大谷と早くも注目された。秋の新チームからはエースとなり147kmを記録、打っても4番でホームランを量産する。2年生の春季大会で147kmをマーク、練習試合では151kmを記録し12球団のスカウトが注目、阪神のスカウトは「大谷はダルビッシュ」と球界のエースになれると評価した。

 しかしそこから苦しさも味わう。成長が止まらず身長も190cmを越えると左足痛でピッチングはできず登板したのは予選でも1試合の1回2/3のみ、その投球で4失点しその後甲子園まで登板はしなかった。甲子園でも初戦の帝京戦で先発の小原がつかまると4回から登板、140km前後のストレートと100km前後の緩い変化球を駆使して6安打5四球も何とか1失点に抑えるピッチングだった。

 それでも大谷投手への評価は変わらなかった。センバツ出場を決めるとセンバツ前の練習試合では150kmのストレートで強豪相手に好投を続ける。センバツの初戦で大阪桐蔭と対戦する事が決まると、世間は大谷翔平vs藤浪晋太郎に沸き注目が集まる、190cmを越える大型投手同士の白熱した投げ合いが予想された。

 試合は意外なものになる。大谷投手は150kmを記録し11三振を奪ったが7安打に11四死球を与えて9失点、完投する事もできなかった。その後、練習試合で151kmを記録するなど好投を見せたが春季岩手大会でも専大北上戦で7四死球で3失点、利府戦では151kmを記録し1失点したものの9安打を浴びるなど素質と結果が伴わない状態が続いている。

 岩手大会は簡単には勝ち上がれないだろう。盛岡大付、一関学院などプロが注目する選手が打倒大谷をスローガンに成長している。花巻東は投手陣も厚いがそれでも投手・大谷翔平がいない限りは勝ちぬくことは難しいのではないかと思う。

 非凡な素質を持ち、常に次は凄いピッチングを見せてくれると、投手・大谷翔平に期待し続けた。好調な打撃に比べ公式戦で圧倒的なピッチングができない姿にプロのスカウトも野手としての評価が高まっている。最後の夏に集大成となるピッチングを見せてほしい。

ドラ1候補 大谷 最後の夏は剛球より「テンポの良さ」 - スポーツニッポン:2012/06/27

 今春センバツ。1回戦で大阪桐蔭に敗れた。11三振を奪う一方、11四死球。守備の時間が長くなり、打線は藤浪の前に2得点に終わった。「みちのくのダルビッシュ」と「なにわのダルビッシュ」対決で注目を集めただけに、自然と力が入り、昨夏に続く1回戦敗退。浮き彫りとなった課題が「テンポ」だった。

 センバツ後の東北大会。初戦の利府(宮城)戦では8回1失点完投。翌日の大館鳳鳴(秋田)戦にも先発し、7回を2奪三振1失点完投。2試合で14安打を許したが、全て単打の内容に「単打だけではなかなか点は入らない」。リズム良くストライクを先行させ、球数を抑える投球に手応えをつかんだ。

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コメント

  1. 巨人も 大阪桐蔭藤浪、花巻東高校大谷指名あるかな?

  2. 左足付け根の故障がどのくらい回復しているのか…。
    コッチでゎ岩手県予選も準決勝ぐらいからテレビ中継がありそぉなので楽しみ。
    左足に体重を乗せ、低めにストレートが投げられるか注目です。