パナソニック・秋吉亮投手が8回途中1失点で都市対抗出場決める、阪神など12球団のスカウト視察

秋吉亮, パナソニック

 都市対抗野球近畿2次予選の第3代表決定戦で、パナソニックのドラフト上位候補・秋吉亮投手が4連投となるマウンドに登ると、7回2/3を投げて7安打も7奪三振で1失点に抑え、チームの都市対抗出場に大きく貢献した。

 昨年もドラフト候補となったがチーム残留を決めた秋吉投手の責任感が見せた好投だった。2次予選初戦のニチダイ戦で秋吉投手は5回2失点で降板してしまい、チームは延長12回まで粘ったものの敗れてしまう。しかし第2代表決定トーナメントでは、秋吉投手がミキハウスREDSを3安打12奪三振で完封、続く新日鐵住金広畑を2安打8奪三振で完封し、ニチダイと再戦となったこの日も疲労が溜まっており、2四球に4死球と荒れた投球となったものの、粘利の投球でリベンジを果たした。

 この日は阪神が木戸GM補佐、佐野統括スカウトなど5人など12球団のスカウトが視察し、佐野統括スカウトは「春先からだんだん調子を上げてきたようだね」と都市対抗予選での好投に評価をしていた。プロ入りの意思が強く来年は間違いなくプロのマウンドに立っているだろう。149km/hを投げるサイドスロー投手に注目が集まる。

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 2回戦の敗戦後は体の開きなどを修正。敗者復活の5月29日・ミキハウスREDS戦と、1日・新日鉄住金広畑戦で完封し、この日が今大会4試合目。「肩、肘、足腰に疲労がたまっている」と7奪三振したが2四球、4死球と制球に苦しみ、毎回走者を出した。だが「気持ちで押していけた」と最少失点に抑えた。

 12球団のスカウトが集結。木戸GM補佐ら5人で視察した阪神は、佐野統括スカウトが「春先からだんだん調子を上げてきたようだね」と評価した。本大会に向け、秋吉は「目標は頂点。1人で投げ切りたい」と話した。

 今秋ドラフト上位候補右腕の浦野が3安打1失点で完投。「最後まで気を緩めないことを意識した。気持ちだけは切らさずに投げた」と振り返った。序盤から110キロ台のカーブを織り交ぜ、要所ではフォークが低めに決まった。6回まで1人の走者も許さず、安打も全て内野安打で111球を投げきった。西詰嘉明監督は「本戦で勝ち進んだことがないので、日本一を目指したい」と意気込んだ。

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 都市対抗野球近畿地区の第3代表決定戦が行われ、パナソニックがニチダイを3―1で下し、3年連続48度目の本大会(7月12日~、東京D)出場を決めた。先発した今秋ドラフト候補の秋吉亮(24)は7回2/3を7安打6四死球と乱れたが、要所を締めて1失点に抑えた。ニチダイは5日の第4代表決定戦にまわる。

 苦しみながらも、黒獅子旗に一歩近づいた。1日の準決勝から中1日で登板したパナソニックの秋吉は、8回途中6四死球で1失点。ネット裏のプロ12球団のスカウトに本来の投球は見せられなかったが、「代表権を取れたのはよかった」と胸をなで下ろした。

 ニチダイとは先月24日の第1代表決定戦2回戦で対戦し、5回2失点で敗戦。第3代表決定戦にまわることになったが、1回戦、準決勝と連続完封を果たして再戦にこぎ着けた。「疲れがあり苦しかったが、気持ちで押した」と、因縁の相手から代表切符を奪い取った。

 昨年は自ら実力不足と判断し、プロ入りを自重した最速149キロのサイド右腕。だが、今年の本戦が“最後”と決めた。「最後まで投げきる。監督を男にして、夢のプロへ行きます」と、気合をみなぎらせている。


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