大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手、高校最高のピッチング!2安打14奪三振で春夏連覇!

藤浪晋太郎, 大阪桐蔭

 大阪桐蔭vs光星学院の春のセンバツ大会に続く決勝カードは、大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手が光星学院の田村龍弘選手を4打数1安打2三振、北條史也選手を4打数ノーヒット2三振に抑えるなど光星学院打線をわずか2安打に抑え、14個の三振を奪って完封、3-0で勝利し春夏連覇を達成した。

 9回に153kmを記録したストレートは常時145km以上を記録、またスライダーも鋭く曲がり、光星学院の打者は手も足も出なかった。

 これで春夏連覇を手土産にプロ入りとなる。ドラフトでは阪神、広島、横浜DeNA、千葉ロッテ、埼玉西武、オリックスなどが注目しており、特に地元阪神は指名するしかない状況となった。プロも即戦力として評価しており、今日のようなピッチングならばプロでも完封勝利を挙げられるだろう。

 ドラフト当日に何球団が指名するのか、今から楽しみだ。

大阪桐蔭・藤浪、春より凄いV!14Kで2試合連続2安打完封- スポーツ報知:2012/08/24

 大阪桐蔭が、史上7校目の春夏連覇を達成した。今秋ドラフト1位候補の153キロ右腕・藤浪晋太郎(3年)が、夏の決勝史上最多タイの14三振を奪って2安打完封。史上初の春夏同一カードとなった光星学院(青森)を返り討ちにし、4年ぶり3度目の夏の頂点に立った。14Kは1934年の呉港中・藤村富美男(元阪神、顔写真)以来、78年ぶり3度目の快挙。春夏通じて史上初めて登板全試合(9)で球速150キロ超えをマークして優勝し、聖地に剛腕伝説を築いた。

 4万6000人の期待を背に、藤浪が腕をしならせた。9回2死一塁。マウンドで2年生捕手・森友哉から「絶対三振を取りましょう。ウイニングボールを僕にください」と言われた直後だ。152キロの直球で空振り三振に仕留めた197センチ右腕は、170センチの女房役と抱き合った。「3年間で一番いいピッチングができた」。夢にまで見た春夏連覇。初めて、エースが自分を褒めた。

 ドラフト候補対決で今度は完勝した。初回2死で3番・田村龍弘をスライダーで、2回先頭の4番・北條史也を外角いっぱいのフォークでともに3球三振に仕留めた。「気合が入った」。2人から計1安打4奪三振。計5安打を浴びた春とはキレが一段も二段も増していた。

1年夏から登板も、2年夏まで甲子園には縁がなかった。「藤浪は持ってない」とまでささやかれた男が、2試合連続の2安打完封、決勝史上最多タイの14K。センバツ初戦から全9試合で150キロオーバーを叩きだした剛腕は「やってきたことは間違いじゃなかった」と達成感に浸った。

 最初の挫折が藤浪晋太郎を形成した。中3夏に日本代表として出場したAA世界選手権(台湾)で打ち込まれた。チームは7位。「全てがアカンかった」と話し、ボーイズ引退後も一人でグラウンドで走り込みを続けるきっかけになった。「あのショックで変わった」と父・晋さん(49)は振り返る。 全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。 

「真のエース」だ藤浪2日連続完封!春夏連覇達成 - スポーツニッポン:2012/08/24

 その言葉通り、春とは違う藤浪がいた。顕著だったのは立ち上がり。変化球を3球続けて先頭打者を打ち取ると、3番・田村に対しても外角いっぱいに制球したスライダーで見逃し三振に仕留めた。藤浪といえば、むちのようにしなる長い右腕から放たれる150キロ台の直球と130キロ台の高速スライダーが最大の武器。「春に優勝しても夏に勝たないと意味がない」という藤浪が、夏に向けて最も求めたのが「勝てる投球」だった。その理由は昨夏の苦い経験だ。大阪大会決勝で先発したが、終盤で打ち込まれて途中降板。チームは東大阪大柏原にサヨナラ負けを喫し、甲子園を逃した。「夏の借りは夏にしか返せない」。その悔しさを胸に変貌を遂げた。

 センバツ後、西谷浩一監督と交換ノートを始め、「真のエース」になるための計画が進められた。磨いたのは直球より変化球の切れと制球。カットボールとチェンジアップ、さらにカーブ、フォークにもより磨きをかけ、緩急、高低差で勝負することも覚えた。勝てる投球を目指したからこそ、今大会の話題を独占した桐光学園・松井の奪三振ショーにも、「気にならない」と言い続けた。

 センバツ決勝で計5安打された田村、北條にも「厳しい球で思い切り勝負にいった」と、1打席目はともに3球三振。今回は2人を計8打数で1安打4三振に抑え込んだ。その4三振すべてがコースいっぱいの変化球。春には3点を許した光星学院打線を完封した。準決勝、決勝の連続完封は実に20年ぶりの快挙ともなった。

 猛暑の中の連投も関係なかった。センバツ後に右肘に炎症が見つかり、約3週間のノースロー。その間、毎日、左、右翼のポール間を20本以上、5、6月にはグラウンドコートを着て走り込み、体力をつけてきた。

 「今までやってきたことが報われた。最高の一日」。喜びを語る顔は、甲子園を照らす太陽よりもまぶしかった。
 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。 


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