亜大・山崎康晃投手が3試合連続完投勝利、中日、巨人など日米11球団スカウト視察

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 東都大学リーグでは亜細亜大vs青山学院大の試合が行われ、ドラフト1位候補の亜大・山崎康晃投手が先発すると、調子が悪いながらも9回6安打9奪三振で2失点で完投勝利を挙げた。この試合を中日、巨人など日米11球団のスカウトが視察した。

3試合連続完投

 山崎投手が貫録のピッチングを見せている。今シーズンは開幕の中大戦で1失点完投、3回戦で完封勝利をし、この日も青学大を2失点完投と3試合連続で完投勝利をしている。昨年までは九里亜蓮投手などもおりリリーフで登板することも多かったが、スタミナも申し分ない。

 山崎投手は「指にかかるボールが少なかった。」と調子は良くなかった。それでも悪いなりに抑えるところも魅力がある部分である。そして、「体も軽かったし、もっと体を追い込んで調整すべきだった」と完全にエースの自覚を持って投げている。昨年夏の日米大学野球でMVPを獲得した後、練習態度を指摘されて秋はベンチ入りメンバーからも外された事もある山崎投手、今は球速、コントロール、そして精神的にも強くなりプロでも即10勝できる投手となった。

 

11球団視察

 この日は中日の落合GM、巨人のスカウトなど日米11球団のスカウトが視察したという。落合氏は開幕でも山崎投手を見ている。一度見ると、これは文句なしの1位と思わせる山崎投手だが、落合GMの中でどのような評価となっているのかが気になる。

 個人的にも有原航平投手や山崎福也投手などドラフト1位候補の大学生投手がいる中で、山崎康晃投手がNO1と思っている。151km/hの球速と低めや外角への制球力、高いレベルの安定感は、東浜巨投手、九里亜蓮投手を凌ぐ。

 どの球団がどの投手を指名するか、そしてどの球団が山崎投手を獲得するか、また来年は何勝するかが今から楽しみな投手だ。

 

広島・野村謙二郎監督も視察

 またこの日の亜細亜大は、1年生の野村颯一郎選手が1番DHで出場して2安打を記録した。広島の野村監督の息子で、この日の夜に神宮球場で東京ヤクルト戦を控えた野村謙二郎監督もこの試合を視察した。

 親としては息子も楽しみだが、広島の監督としては、スカウトが頭一つ抜き出ている」と評価する山崎康晃投手もチェックをした事だろう。地元の有原航平投手、石田健大投手がいる中でどのような選択をするのか注目だ。

 

 2回に3安打を浴びて1点を先取されたが、以降は粘投。6回の逆転への流れを呼び込んだ。9回は味方の失策が絡んで1失点したが、2失点でまとめた。しかし、エースは「不本意な成績。納得いっていない」と不満顔だ。「指にかかるボールが少なかった。相手の早打ちに助けられたところもある。体も軽かったし、もっと体を追い込んで調整すべきだった」と反省ばかりが口を突いた。ネット裏では、落合GMが視察した中日や巨人など、日米11球団のスカウトが熱視線を送っていた。

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