春季東北地区高等学校野球大会は準決勝が行われ、聖光学院(福島)が東北高(宮城)に5−0で完封勝ちを収め、決勝に駒を進めた。先発した紺野耀大投手(3年)は直球とカットボールを軸に4安打7奪三振、135球を投げ抜いて完封。打っては横山孝侑捕手(3年)が4打数4安打と気を吐いた。4年ぶりの春の東北王者を懸け、決勝では仙台育英(宮城)と対戦する。
直球とカットボールを操り、東北打線に三塁を踏ませず
先発のマウンドに上がった紺野耀大投手は、準々決勝で11安打12得点と打ち勝ち、機動力もからめてくる東北高打線を相手に、終始落ち着いた投球を見せた。「足を絡めてくるという想定の中で、ランナーも意識しつつ、最後はどれだけバッターに向かっていけるかを大事に」と、東北高の足を使った攻撃に警戒を怠らずも、打者に意識を集中して抑えていく。結局、一度も三塁を踏ませない投球で零封。「毎イニング全力で投げきることを意識して、それが最後までできたので良かった」(日刊スポーツ)と、納得の表情で135球を振り返った。
女房役が4打数4安打、仲間の思いを覚悟に変えた
打線をけん引したのは、女房役の横山孝侑捕手だった。2回に先頭打者として二塁打を放つと、7回には右前適時打。4打数4安打の固め打ちでエースを援護した。早い時間から練習の準備に動いてくれる控えメンバーの存在や、現地に駆けつけられなかった下級生から前日に届いたメッセージも刺激になったといい、「そういうことが負けられない理由になって、覚悟が今日決まったなという思いでした」(日刊スポーツ)と仲間への感謝を口にした。
4年ぶりの春の東北王者へ、決勝は仙台育英と
4年ぶりの春の東北大会王者の座へあと1勝に迫った聖光学院高。決勝で対するのは、近年幾度となく熱戦を繰り広げてきた仙台育英が相手となった。それでも紺野投手は「どんな相手でも自分自身と戦うとこには変わりはない。一日一日が宝物だと思っているので、明日もまた迎えられる喜びを感じながら、全員でやりきりたいと思います」(日刊スポーツ)と、相手ではなく自分たちの野球をする事を誓った。
4安打7奪三振で完封したエースと、4安打でもり立てた女房役。ドラフトイヤーを迎えた3年生バッテリーがそろって示した存在感は、まずは東北チャンピオン、そして夏の甲子園へと続いていく。
【紺野 耀大】 プロフィール
- 氏名: 紺野 耀大
- 所属: 聖光学院高校(3年)
- ポジション: 投手
- 主な特徴や実績: 直球とカットボールを軸に打者へ向かっていく聖光学院のエース。春季東北地区高校野球大会の準決勝では、準々決勝で11安打12得点を挙げた東北高の強力打線に対し、4安打7奪三振、135球で三塁を踏ませず完封勝利を収めた。4年ぶりの春の東北制覇、そして最終学年の夏へ向け、さらなる活躍が期待される。










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