【社会人野球】パナソニック休部前最後の都市対抗は予選敗退、プロ注目右腕・柿本晟弥投手は2回無失点

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第97回都市対抗野球大会の近畿地区予選は6月12日、第4代表トーナメント2回戦が行われ、今季限りでの休部が決まっているパナソニックはミキハウスに1―4で敗れ、予選敗退が決まった。プロ注目右腕の柿本晟弥投手は1―4とリードを許した7回からリリーフのマウンドに上がり、2回を無失点に抑える力投を見せたが、チームに流れを引き寄せることは出来なかった。

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重圧の中で救援登板、気迫の投球で意地を見せた右腕

パナソニックのプロ注目右腕・柿本晟弥投手は、休部前最後の都市対抗本戦出場を目指し、1対4とリードを許した7回裏に先発陣から流れを変えるべく登板した。おそらく次戦の先発の予定だったと思うが敗れれば終わる試合が劣勢となり、リリーフのマウンドとなった。

常時140キロ台後半の力強い直球を軸にがむしゃらに腕を振ると、気持ちを全面に出してバッター陣へ真っ向勝負を挑み、2イニングを打者6人に対して被安打0、無失点に封じ込める快投を披露。柿本投手は、「気持ちで抑えることだけを考え、がむしゃらに投げました」(スポーツニッポン)と、自慢のストレートに意地とプライドを乗せて味方の反撃を待った。しかし、打線がミキハウスの投手陣の前に封じ込められ、反撃は無く、奇跡の逆転劇を呼び込むことはできなかった。

福本豊氏らを輩出した名門、休部前最後の都市対抗に届かず

都市対抗に57度出場をした名門・パナソニックだが、昨年12月に休部が決まり、都市対抗の本戦出場を第1目標に掲げ、プロ注目の柿本投手らを中心に最後の1年へ準備を重ねてきた。しかし、初戦のニチダイ戦を1―4で落とすと、この日も同じスコアで敗れて予選2戦2敗。東京ドームへの切符は手にできなかった。

井上貴晴監督は「今年は都市対抗の本戦に出場することを第1目標としてスタートした。選手たちは、最後まで諦めない姿を体現してくれました。最後、選手たちに東京ドームで試合をさせてあげたかった」(スポーツニッポン)と無念さをにじませた。

最後の望みは秋の日本選手権、プロ注目右腕の集大成へ

パナソニックの都市対抗本戦出場は無くなり、歴史は57で終わった。そして、休部前最後となる大会への出場は、今秋の日本選手権に望みをかけることになった。まだ選手権への切符も手にしておらず、秋の厳しい予選の戦いが待っている。

名門のユニホームで戦える残された公式戦、プロから注目される柿本投手にとっても一球一球がアピールの場となる。チームの悲願とドラフト指名へ、右腕の集大成の秋が待っている。

【柿本 晟弥】 プロフィール

  • 氏名: 柿本晟弥
  • 所属: パナソニック(2025年入社)
  • 出身: 兵庫県(赤穂中学校→龍野ボーイズ→東洋大姫路高→東洋大)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 主な特徴や実績: 自己最速151キロ。東洋大姫路高でエースとして活躍し、東洋大を経てパナソニックに入社。1年目の昨夏に早くも都市対抗野球の全国マウンドを経験した。高い制球力とスピンの効いた伸びのあるストレートが最大の武器で、NPBの複数球団のスカウト陣からもマークされる本格派右腕。休部を控えるパナソニックのエースとして、今秋の日本選手権での悲願達成に向けて強い気持ちで牙を研ぐ2026年ドラフト注目右腕。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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