北海道日本ハムは12月8日にエスコンフィールド北海道で新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。
北海道日本ハム2024年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 柴田獅子 | 投 | 福岡大大濠 | 187/87 | 右左 | 10000 | 880 | 31 |
2 | 藤田琉生 | 投 | 東海大相模 | 198/96 | 左左 | 6000 | 770 | 32 |
3 | 浅利太門 | 投 | 明治大 | 186/88 | 右右 | 6000 | 1000 | 35 |
4 | 清水大暉 | 投 | 前橋商 | 192/95 | 右右 | 3500 | 530 | 62 |
5 | 山縣秀 | 内 | 早稲田大 | 176/80 | 右右 | 4000 | 830 | 54 |
6 | 山城航太郎 | 投 | 法政大 | 183/84 | 右右 | 3000 | 770 | 63 |
育1 | 川勝空人 | 投 | 生光学園高 | 180/88 | 右右 | 300 | 260 | 121 |
育2 | 渋谷純希 | 投 | 帯広農 | 182/87 | 左左 | 300 | 260 | 122 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・柴田獅子選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆
149キロの速球を投げる右腕と、高校通算19本塁打の二刀流として注目されるが、個人的には打撃を評価している。左打席で体が大きいもののインコースをしっかりと振り抜くことができ苦しさを感じない。高い球もしっかりと運ぶことができるパワーがある。
投手としてもフォームの柔らかさは福岡大大濠の投手っぽい感じ、ストレートのコントロールや変化球の良いたまの割合がまだ低いが、これからパワーアップもできるし、精度も高めていける投手になると思う。いずれにしても両方か、それともどちらかでプロで大成する見込みがある選手だ。
ドラフト2位・藤田琉生選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
198cmの大型左腕投手ということで特徴満点だが、大型投手にありそうなもっさり感がなく、いい意味で大型投手に見えないようなバランスの良さがある。ストレートも今年春先から急成長し、140キロ後半の速球もしっかりとゾーンに投げられる。早い段階で投げることも期待できる投手だ。
ドラフト3位・浅利太門選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
見ていると惚れ惚れするような本格派右腕。長身で角度があり、しなやかでバランスの良いフォームからキレの良いストレートを投げる。ただし今年は先発に転向しようとしたが春に結果を出せず、再びリリーフに戻っている。投球的にも先発タイプだと思うので、先発で経験を重ねて投げられるようにしたい。
ドラフト4位・清水大暉選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆
192cmの長身で、上から投げ下ろすのではなく前橋商の投手らしく前でリリースするタイプ。構えてからリリースまでまだぎこちなさもあるが、しっかりと考えて作られたフォームで成長段階にある。ただ、高校2年時はやや豪快に140キロ後半の威力ある速球を投げており、パワーも十分持っている投手で、フォームとパワーがつながった時には底しれない投手になりそう。
ドラフト5位・山縣秀選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
ショートの守備では、水野選手や奈良間選手と勝負できるくらいのものがある。アクロバティックな動きもあり、華のあるプレーヤーとなりそうだ。1軍に定着するには打撃が課題となる。やぱりパワーの面で1軍の投手のストレートを強く弾き返さなければならない。打撃を磨く必要がある。
ドラフト6位・山城航太郎選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
躍動感あるフォームで腕をしっかりと降って、縦に沈むスライダーやスプリットを投げる。秋はストレートの威力も非常に強くなると、この変化球が冴え渡り、カーブで緩急もつけられるようになった。コントロールがまだアバウトだが、投げていって制球をみがけば、変化球を中心に試合を支配する投球ができそうだ。
育成指名選手
川勝空人投手は今年の高校生投手の中で、トップクラスの素質を持った投手だと評価していた。150キロを越すストレートを低めに投げることができ、スライダーも鋭い。パワー系の投手と見られるが、フォームのバランスや抜けの良さがあり、技術的にもしっかりとしている。今年、不調となっていなければ高い順位で指名があったかもしれない。
渋谷純希投手も体がある左腕投手で、下半身をもっと安定させることができれば、今の強いストレートが更に強くなりそうで楽しみ。
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