福岡ソフトバンクは今年のドラフト会議で獲得した6選手の入団発表を行った。一覧はこちら↓
順 | 名前 | 守 | 出身 | 特徴 | 契約金 | 年俸 | 背番 |
1 | 東浜巨投手 | 投 | 亜細亜大学 | 181cm80kg・右右 | 10000万 | 1500万 | 16 |
2 | 伊藤祐介 | 投 | 東北学院大 | 176cm75kg・左左 | 7000万 | 1200万 | 49 |
3 | 高田知季 | 内 | 亜細亜大 | 175cm72kg・右左 | 6000万 | 1200万 | 0 |
4 | 真砂勇介 | 外 | 西城陽 | 184cm80kg・右右 | 4000万 | 500万 | 64 |
5 | 笠原大芽 | 投 | 福岡工大城東 | 186cm75kg・左右 | 3500万 | 500万 | 63 |
6 | 山中浩史 | 投 | ホンダ熊本 | 175cm80kg・右右 | 3000万 | 1200万 | 39 |
ドラフト1位、東浜巨投手は沖縄尚学高校で2008年のセンバツ大会で全国制覇をした後、亜大でも東都リーグ通算35勝22完封、リーグ新の420奪三振を記録した。3年まではストレートは150km近くを記録していたが、ひじを怪我してからは140km前半のストレートが多い。しかし、外角低めに伸びるストレートとチェンジアップ、スライダーの精度は抜群で、バッターを手玉に取る事ができる。アマチュア時代の登板過多がプロで影響がでるのか、それともプロでも目標の200イニングを以上を投げられるのか、注目したい。
ドラフト2位・伊藤投手もストレートは140km前半だが、東北学院大伝統のカーブを駆使し、リーグ戦は20勝9敗、奪三振数は308を数える。左右は違うが東浜投手と共通する部分もある。
ドラフト3位・高田選手は、大学生屈指の守備力を誇り1年生秋からレギュラーを獲得、立命大の金子侑司、立教大の松本幸一郎など有力な遊撃手が多い中で大学日本代表のショートを守った。遠投100mの肩に2年秋に6盗塁を記録した足も注目したい。
ドラフト4位・真砂選手は、高校通算本塁打は52本、50m6.2秒の足に遠投105mの強肩と高い素質があり、同じく京都の龍谷大平安・高橋大樹選手(2012年広島1位)と共に注目されていた。184cmの大型スラッガーとして大成し、チームの主砲として活躍して欲しい選手。
ドラフト5位・185cmの大型左腕投手で、昨年くらいまではドラフト上位候補に挙げられるなど注目されていた。突然の乱調を見せるなど課題があるが、カーブ、フォークで三振を奪える左腕だけに注目したい。ライバル・東福岡の森雄大投手(2012年東北楽天1位)とはドラフト順位に差は開いたが、同じプロの土俵で勝負だ。
ドラフト6位・山中投手は社会人屈指のアンダースローで、腕の低さでは千葉ロッテ・渡辺俊介投手クラス。ストレートは130km前半が多いが、スライダー、シンカーと動く球で打者を翻弄する。牧田和久投手(2010年埼玉西武2位)のようにいきなりチームの大車輪になれるか注目だ。
「1年目からローテーションに入り、新人王が獲れるように頑張りたい。」
大学時代は最速152キロを誇ったものの、右肘を痛めて以降、直球は140キロ台前半まで落ち込んでいる。ただ、取り戻せる自信はある。背番号16のユニホームに袖を通した東浜は「プロでは最速は超えたい。スピードは上がってくると思います」ときっぱり。色紙には目標を「新人王」と書いた。ふるさとの味を武器に、プロではさらなるパワーアップを図る。
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