福岡ソフトバンク、永井智浩氏が編成部長兼スカウト室長に就任

福岡ソフトバンクドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

福岡ソフトバンクは、元投手で球団統括本部本部長補佐を務める永井智浩氏が、編成部長兼スカウト室長に就任する事が決まった。

小川氏の後任

福岡ソフトバンクは、小川一夫氏が編成部長兼スカウト室長を務め、3軍制による育成のチームを作り上げてきた。その小川氏が2軍監督に就任した事から、後任の人事が進められていた。

永井智浩氏は兵庫県の明石高校からJR東海へと進み、1997年のドラフトで福岡ダイエーを逆指名して入団した。1999年には10勝、2000年には9勝を上げたが、2005年に戦力外となり、2006年に現役引退をした。

2007年からソフトバンクのフロントに入り、今年は球団統括本部本部長補佐を務めていた。

チームは日本一にも輝き、チームづくりは他球団もうらやむ選手層の厚さを誇る。しかし、長年同じ人がやっていると、やはり偏りも出てくる。小川氏が就任し2014年から2016年は、田中正義投手などを獲得しているものの、徹底した高校生主体のドラフトとなった。今年も基本は高校生だったがアンダーハンドの高橋礼投手や長身の椎野新投手などを指名し、大学生も含めて多様な選手を獲得した。

育成のチームとしての基本線は変わらないものの、若い永井編成部長兼スカウト室長が、どのようなチーム作りをしていくのか注目したい。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
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