埼玉西武ドラフト1位の森友哉捕手が仮契約、自ら輝き、投手を光らせる捕手

大阪桐蔭, 森友哉

 高校生野手では森友哉選手が主役だった。高校2年生での甲子園、春・夏連覇、3年では甲子園で2打席連続ホームランなど自らも輝いたが、捕手として藤浪晋太郎投手、松井裕樹投手、安楽智大投手を輝かせた。

 

契約金は最高額の1億円、背番号は10が有力

 埼玉西武はドラフト会議で単独1位指名した森友哉捕手と、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1300万円で仮契約を結んだ。埼玉西武の奥園編成部長は「魅力は打力。足も速いし、当然地肩の強さがある。将来的に捕手で4番もありえる」と話した。

 打撃については「見ていると必ず打つ」「よく打つね」とプロのスカウトの感嘆の声が常に聞かれた。しかし171cmという身長が捕手としてどうなのだろうという評価があり、「もし獲ったら他のポジションに転向を考える」、と公言するスカウトもいた。

 森捕手がもし180cmくらいだったら、ドラフト1位指名で競合間違いなしの選手だっただろう。通算41本塁打、バットに乗せて左右にアーチを描き、状況に合わせて強い打球を一二塁間に打っていく事もできる。50m6.1秒の足で相手投手をかき回すこともできる。天才的な選手だと思った。

 

投手を輝かせた3年間

 捕手としても高い能力を持っている。2年生の時にワンバウンドで捕球しセカンド盗塁を刺すなど強肩を見せ、150km/hを越す速球と鋭い沈むボールを投げる藤浪晋太郎投手の球を受け続け、1学年下だが藤浪投手をリードしたのは森選手だった。

 また18Uでは松井裕樹投手の鋭いスライダーと、乱れたコントロールに苦労しながらも、ワンバウンドを前に落とし、ピンチでも懸命にリードした。また2年生の安楽智大投手はセンバツで準優勝したものの球数の多さが課題とされていたが、スライダーを有効に使って球数を少なくキューバを完封し、安楽投手からは絶大な信頼を得ている。

 キャッチング、スローイングに課題が見られる点はあるが、打撃と投手からの信頼で、試合に出場し続けられるのではないかと思う。そして経験を積むことで課題も克服されるだろう。森選手はこの日の会見で、松井裕樹投手について「できることなら勝負したい。同じリーグなら、頑張れば対戦できるかもしれないので楽しみ」と話した。そして、「西武で活躍することが第一ですけど、それを達成できたら次の目標になると思います」とWBCに出場し、松井裕樹投手とバッテリーを組みたいと話す。侍JAPANのユニフォームを2年間つけた森選手にとって、もう一つの自分のユニフォームなのだろう。

 

森 早くも17年WBC照準「第2目標です」 - スポーツニッポン:2013/11/29

 4年後の夢に思いを巡らせた。西武からドラフト1位指名を受けた大阪桐蔭・森友哉捕手(18)が28日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1300万円で合意。台湾で行われた9月の18Uワールドカップ(W杯)でともに戦い、この日楽天入りが決まった桐光学園・松井との17年WBCでのバッテリー再結成について問われると、眼光を鋭くした。

 「自分としては西武で活躍するのが第1目標。その先の第2目標です」

 18UW杯では主将を務め、松井とともに準優勝に貢献した。順調に成長すれば、17年WBCでは侍ジャパンの主力として再びバッテリーを組む可能性は十分にある。松井も同じパ・リーグ。「できることなら勝負したい。同じリーグなら、頑張れば対戦できるかもしれないので楽しみ」。お互いのレベルアップが4年後のWBCにつながる。

  近未来の野望も明かした。今夏の18U野球W杯でバッテリーを組んだ松井もこの日、楽天と入団交渉。次回WBCでの再結成の意欲を問われると、「西武で活躍することが第一ですけど、それを達成できたら次の目標になると思います」と目を輝かせた。

 12年には藤浪(現阪神)とのコンビで甲子園春夏連覇を達成。奥薗編成部部長は「足も速いし、『1番・捕手』の可能性もある」と規格外の活躍を期待した。レオの正捕手から、松井とともに侍ジャパンへ。170センチの体に無限の夢を詰め込んで、森が新たなステージに飛び込んでいく。


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