埼玉西武の後藤オーナーがオーナー会議に出席し、今年のドラフト会議について語った。また、FAについては渡辺GMの退団により混乱があったことも報じられた。
「打撃陣が厳しい」
後藤オーナーはオーナー会議に出席後に取材を受け、「選手の補強については現場に任せています」とする上で、「ドラフトは金沢高の齋藤君を1位指名した。今年打撃陣が厳しい状況だったので、野手を獲っていこうという方針でやった」と話し、1位で斎藤大翔選手、2位で渡部聖弥選手、4位で林冠臣選手など、支配下指名7人中5人が野手となったドラフトについて語った。
また、その野手についての補強は、FA戦線でも阪神の大山選手や原口選手などが宣言をしたが、西武はFA戦線に参加しないことを西口監督が示唆している。
これについて報道では、阪神の大山選手、原口選手をチェックしてきた西日本担当の小野和義プロスカウトなど選手をチェックしてきたプロスカウトが、渡辺GMの退団などによりごっそり入れ替わったためという。別のプロスカウトを担当していたと見られる球団関係者も「戦力外の2次通告を終えたところで、自分も戦力外にされてしまった」と話す。
人事異動に伴う多少の影響は考えられるものの、これが影響してFA戦線に参加しないということは無いと思うが、西武は基本的にFAで選手の流出によってチーム力が左右されてきた事もあり、FA戦線についてもフロントが体制を作っていく必要はあるのではないかと思う。
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西武、人事異動でFA戦線に混乱発生 後藤オーナーは意外な新戦力の名前を挙げ…大山、原口ら視察のプロスカウトがごっそり入れ替わり(1/2ページ)
球団史上ワースト91敗で最下位に沈んだ西武。貧打解消へFA参戦をにらんでいたはずが、〝人事異動〟のドサクサですっかりトーンダウンだ。
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