阪神、育成ドラフト指名を検討

阪神は来年のドラフト会議で6年ぶりに育成ドラフトに参加し、投手を指名する事を検討していることが分かった。

投手育成へ

阪神は2011年のドラフト会議の育成ドラフトで広神聖哉捕手を1位指名して以来、育成ドラフトには参加していない。しかし、金本監督になってから野手の1位指名が続いていることで、投手の層が手薄になっていることから投手を育てていく必要があると判断し、「スカウトの方で、投手に関しては育成枠での指名を検討しようという意見になっている」と検討していることが分かった。

阪神は今年のドラフト会議でも当初は育成ドラフトでの指名も考えていたが、本会議の方で8人の指名となったため、参加を見送ったという。球団関係者は「今年は育成枠での指名はなかったが、来年は十分にありえる」と話しているという。

金本監督の考え方として、投手は候補者の絶対数も多く、中位や下位でも比較的良い選手を獲得できる他、外国人の獲得で補強もできるが、野手で特に1軍で主軸を打つような候補は絶対的な数が少なく、ほかで補強することが難しいと考えているようで、昨年は高山俊選手、今年は大山悠輔投手を1位指名し、来年も清宮幸太郎選手など、野手の指名を検討している。

しかしフロントやスカウトの中では、投手の補強が必要と考えている人も多いようで、2位以降や育成ドラフトなどで投手を多く獲得して活躍する選手が一人でも出るように、チームでは今年引退した福原氏とBCリーグ・福井に指導者として派遣されていた藤井氏が2軍育成コーチに就任し、投手の育成体制を整えた。

巨人の山口投手や、福岡ソフトバンクの千賀投手、千葉ロッテの西野投手のような主力クラスの投手を獲得して育てることができるか、注目したい。

阪神タイガースのドラフト会議 | ドラフト会議ホームページ2016 Draft home page

現状の2軍施設や試合数などを考えると、育成枠の野手の出場機会は限られるが、投手は毎試合同じ選手が出るわけではない。出場機会の確保が比較的容易なうえ、「球界を見渡しても投手は成功例が多い」(同関係者)というわけだ。


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