東北楽天・池田隆英投手がプロ初勝利、両親へ

池田隆英

東北楽天で2016年のドラフト2位・池田隆英投手がプロ初勝利を飾った。故障、そして両親の病気など、さまざまな思いが詰まる1勝となる。

大きな故障を乗り越え

池田隆英投手は、佐賀県唐津市出身、高校では東京の創価高校に進むと、田中正義投手と共に注目される投手となった。しかし、3年生の夏の大会前に右ヒザ十字じん帯を痛め、テーピングをして夏の大会に出場をしたものの、準決勝で敗退し甲子園出場はならなかった。

その後、手術をし、創価大に進んだものの2年生までリハビリが続いた。それでもそこから投球を開始すると、151キロの速球を投げる投手に成長した。

両親も大きな病気をしている。父は池田投手が小学生のころに心臓のバイパス手術を受け、その後、うつ病になった。その後、母が新聞配達などで家計を支え「うちは本当に貧乏でした」と池田投手は話している。しかし「そんな状態なのに、高校から東京に行かしてくれて申し訳なかった」と話していた。

ドラフト2位でプロ入りし、少し恩返しができた。そして昨年1年目はキャンプから注目され、1軍に昇格するチャンスが何度かあったものの、故障をして結局昇格ができなかった。そして昨年10月、母親に胃ガンが見つかり、昨年末に手術を受けた。「なんでうちばかり、何で、勘弁してほしい」と池田選手は話していたという。

今年も春のキャンプから期待を集め、開幕ローテーション入りを果たした。それでも3月31日の初登板には勝利できず2戦も勝ち星はつかなかった。そしてこの日、1軍登板3試合目で6回1/3で11安打5失点も、味方の大量援護があり初勝利を飾った。

「絶対に楽をさせたい」と話す池田投手、プロ入り時の契約金では両親に車をプレゼントした。「いつか家族に大きな家を建ててあげたいんです」と、今度は年俸で両親へのプレゼントを目指す。

本当におめでとうございます!次は10勝で1億円プレーヤーを目指して

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「お母さんが、去年がんになって」。昨年10月ごろ、母幸子さんに胃がんが見つかった。幸いにも早期発見だったが、昨年の終わりごろに受けた手術は6時間を超えた。池田は自主トレで米ロサンゼルスにいた。家族に手術の進捗(しんちょく)状況を聞き、無事に終了したと聞くとまぶたが熱くなった。「何でうちばかり。また? 何で? 勘弁してほしい」。

 無理もなかった。父英介さんは池田が小学校のころに心臓バイパスの手術を経験し、その後、うつ病となった。専業主婦だった幸子さんが家計を支えるため、新聞配達などのアルバイトを始めた。「うちは本当に貧乏でした。家族がそんな状態なのに、高校から東京に行かしてくれて申し訳なかった」と恩返しの気持ちを胸に上京した。

 


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