横浜vs東北、ともにエース攻略に向けて特訓開始

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

夏の高校野球は対戦カードが決定し、各チームとも初戦の相手との戦いに向けた特訓をスタートさせた。高校野球3日目第3試合で対戦する横浜高vs東北高は、ともにエース攻略を目指す。

横浜高

横浜高校は東北のエース・渡辺法聖投手を想定し、左の打撃投手でシート打撃を行った。決勝で2本塁打を放った増田珠選手はこの日のシート打撃でもレフトさく越えの当たりを放ち好調を維持し、「高橋昂也さんや小笠原さんとか良い左投手と対戦してきた。打つ自信はある」と東海大相模の小笠原慎之介投手との対戦などで経験を積んでおり、左投手攻略に自信を見せた。

エースの藤平尚真投手は、神奈川大会決勝で登板して以来、初めてとなるブルペンでの投球を行ったが、44球を投げ「しっかり回転をかけられた。初戦は全力で臨む」と話した。先発は右の藤平投手か左の石川達也投手になるかはわからないが、先発をしなくてもリリーフなどで登板はありそうだ。

東北高

東北高校は152キロ右腕・藤平投手の攻略に向け、フリー打撃で投手を3メートル前から投げさせ、また160キロに設定したマシンを使い、選手はバットを振らせずに球を凝視させた。我妻監督は「とにかく速い球に慣れようということ」と話し、2007年に仙台育英の佐藤由規投手攻略のために行った練習を取り入れた。

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神奈川大会でチームトップタイの3本塁打をマークした2年生の3番・増田は、渡辺を想定して左腕が打撃投手を務めたシート打撃で左翼に柵越えを放ち、好調をキープ。「(花咲徳栄の)高橋昂也さんや小笠原さん(東海大相模、現中日)とか良い左投手と対戦してきた。打つ自信はある」。また、エース藤平は神奈川大会決勝以降、初のブルペンで44球。「しっかり回転をかけられた。初戦は全力で臨む」と気合を入れた。

東北は5日、“藤平対策”に乗り出した。フリー打撃では投手を約3メートル前から投げさせ、ベンチ横に160キロに設定した投球マシンを設置。選手には振らせず、豪速球を凝視させた。

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