7月11日から代替大会が行われる事が決まった徳島、鳴門渦潮には、今年の夏に注目されるはずだった3枚看板がエースの座を争う。
3枚看板
鈴木連投手は177cm76kgの右腕で、高校2年6月に140キロを記録すると、現在は142キロの速球を投げる。
仁木登真投手は174cm84kgの右腕投手。上背は無いものの、鈴木投手が2年で140キロに到達すると刺激を受け、中学時代から球速を20キロ以上伸ばし144キロを記録した。また打撃でも徳島高野連のロングティーの計測会で、過去11年間でNO.1の飛距離を記録したパワーを見せる。
徳山一翔投手は、最速は135キロだが、右バッターが手が出ないクロスファイアを投げ、左のエース格として二人と競う。二人が140キロを超えてきているが、徳山投手も昨年から10kg増量をしており、力でも二人を追う。
夏の甲子園に向けた大会が、例年通り行われれば、3枚看板のいる鳴門渦潮には大いに注目が集まったことだろう。甲子園大会は無くなったが代替大会が行われることが決定し、その大会に向け、エースの座を争う事ができる。
夏の大会でどのような形で3人が投げてくるのか注目したい。
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直球の最速144キロは3人の中でトップ。仁木は「150キロを目指しています」と球速へのこだわりを隠さない。
「気持ちでは誰にも負ける気がしない」と語る鈴木。最速142キロのキレのある球と、ブレない「不動心」を持ってマウンドに上がる。
最速は135キロ。数字だけなら他の2人の後じんを拝する。しかし徳山には左腕という持って生まれた才能と、2人にはない「右打者へのクロスファイア」という大きな武器がある。
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