センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は北海高校。
北海高の注目選手
注目度A:必見・見ないとヤバイ、注目度B:成長をチェック、注目度C:素質をチェック
注目度B:幌村魅影遊撃手
1年時からショートとして活躍も、1年秋に自らの悪送球でセンバツ出場を逃すという経験をし、2年時は送球が非常に安定、ファーストの胸元に投げられる。フットワークも良く、2年夏の甲子園では守備でも安定した守備を見せた。右手指の骨折で1試合しか出場できなかったのが残念。打撃も甲子園では140キロ前後のインコースを強く叩くことができていたが、秋は新基準バットで結果を残せなかった。高いセンスをもつ選手で、守備・打撃も磨かれてくると期待する。
注目度B:松田収司投手(2年)
最速は141キロで試合では135キロ前後の球を、角度をつけて低めへと投げる。試合の最初から最後まで同じペースで投げ、安打を許しても終盤まで失点を抑えていく投球ができる。体もまだ細かったが大きくなって出力が増してくれば楽しみ。
注目度C:大石広那捕手
北海の捕手といえば注目される存在だが、大石選手も打って投げれる捕手で、スローイングの強さが光る。高い守備力でキャッチングにも定評があり、1年生エースをリードする強さも備えている。
注目度C:新屋敷寿也投手
サイドハンドからスリークォーターへやや腕を上げると、球速が138キロを記録し速くなった。リリーフなどで松田投手を支えているが、先発としてチームの柱に。
注目度C:片岡誠亮外野手
1番センターで出場する外野手で昨夏の甲子園も経験している。足が使えて秋は8試合で3盗塁、出塁ができて打率も高く、センターでも守備範囲の広さと肩の強さを見せる。
注目度C:今皓大捕手(2年)
50m6.0秒の足がある捕手。まだ出場は少ないが、身体能力の高い捕手が育つ北海で、来年度までに成長していそう。
チーム
幌村選手、谷川選手の二遊間とセンターの片岡選手、捕手の大石選手といったセンターラインがしっかりしたチームで、下級生エース・松田投手の粘りの投球をしっかりと支える。打撃の中心も3番を打つ幌村選手だが、つなぎの打撃をするなどチーム全体が同じ意識で野球をしている。
投手と守備を中心に2点に抑え、打線が繋いで5点を奪う。繋がると新基準バットでも2ケタ得点も期待できる。
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