現役ドラフトの指名順を巡る12球団の戦略、阪神はドラフト1位投手放出で狙い通り早い順番で指名

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昨日行われた現役ドラフトの12球団の指名順が報じられている。阪神は速い順番で指名を狙うため、ドラフト1位指名投手の馬場皐輔投手を放出した。

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高年俸選手が最後まで残った?

第1回だった昨年の現役ドラフトで阪神が獲得した大竹投手が今年12勝を挙げ、中日が獲得した細川選手が24本塁打を放った。1軍出場機会の少ない選手を移籍させて活性化させるという現役ドラフトの価値を見事に表した結果となった。

昨年は初めてだった事もあり、各球団とも勝手がわからない所もあったかもしれないが、その2人の選手が活躍する一方で6人が今年オフに戦力外となるなど明暗が分かれた。今年は12球団とも、大竹投手や細川投手のような選手の獲得を目指すための戦略を行った。

サンケイスポーツによる現役ドラフト指名順

 移籍選手指名選手
読売北村拓己 右内
6年目 1700万円
馬場皐輔 右投
阪神 6年目 3500万円
阪神馬場皐輔 右投
6年目 3500万円
漆原大晟 右投
オリックス 5年目 1450万円
オリックス漆原大晟 右投
5年目 1450万円
鈴木博志 右投
中日 6年目 1250万円
中日鈴木博志 右投
6年目 1250万円
梅野雄吾 右投
東京ヤクルト 7年目 2800万円
東京ヤクルト梅野雄吾 右投
7年目 2800万円
北村拓己 右内
読売 6年目 1700万円
   
北海道日本ハム長谷川威展 左投
2年目 770万円
水谷瞬 右外
福岡ソフトバンク 5年目 560万円
福岡ソフトバンク水谷瞬 右外
5年目 560万円
長谷川威展 左投
北海道日本ハム 2年目 770万円
   
埼玉西武愛斗 右外
8年目 2900万円
中村祐太 右投
広島 10年目 750万円
広島中村祐太 右投
10年目 750万円
内間拓馬 右投
東北楽天 3年目 700万円
東北楽天内間拓馬 右投
3年目 700万円
櫻井周斗 左投
横浜DeNA 6年目 790万円
DeNA櫻井周斗 左投
6年目 790万円
佐々木千隼 右投
千葉ロッテ 7年目 3000万円
千葉ロッテ佐々木千隼 右投
7年目 3000万円
愛斗 右外
埼玉西武 8年目 2900万円

現役ドラフト会議はまず12球団の移籍選手を提出し、12球団の獲得希望が多かった球団から指名権を得るが、同数だった場合にはドラフト会議のウェーバー順の早い球団から指名が始まる。現役ドラフトでは巨人が1番目の指名を獲得しており、北村選手の獲得希望が多かったと見られる。

阪神の岡田監督は「うまいこといった」と話した。2017年ドラフト1位の馬場皐輔投手を放出すると、「やっぱり評価はすごく高かったみたい。馬場やったら、最初の方かなと思ったから」と話した。狙い通り、1番目の巨人が馬場投手を指名し、2番目で指名権を得た阪神は、オリックスの漆原投手を指名した。

岡田監督は「分からん方がいいに決まってる」と昨年の大竹投手と同様にパ・リーグの投手を狙っており、「左はいらんかった」と右投手の獲得を希望していた。漆原投手は今年は16試合の登板にとどまっていたが、嶌村球団本部長は「投手の質が非常に高いチームで、なかなか割って入れなかった部分も考慮した」と話し、まさに狙い通りの指名となった。

漆原投手を指名されたオリックスも、セ・リーグのリリーフ・鈴木投手を指名すると、昨年細川選手を獲得した中日は同じセ・リーグの東京ヤクルト梅野投手を獲得し、ここまでリリーフ投手の指名の交換が行われた形となった。

そして東京ヤクルトは巨人の北村選手を指名し、当初から獲得希望をしていたと見られる内野手の指名に成功した。ここで巨人から始まったループが閉じると、次は北海道日本ハムが指名している。おそらく、ここからは獲得希望がなかった球団で、ドラフト会議のウェーバー順で日本ハムからの指名となったのではないかと思う。

日本ハムはソフトバンクのロマン枠・水谷選手を指名すると、ソフトバンクも日本ハムも若い左腕・長谷川投手を指名し、このループは2人で閉じた。

次に指名したのはウェーバー順で3番目の埼玉西武で、広島のベテランの中村投手を指名すると、広島は楽天の3年目の内間投手、楽天は今江監督が「とにかくうちの投手は左が手薄」と補強のポイントだったとし、横浜DeNAの左腕・櫻井選手を指名した。横浜DeNAは西武の愛斗選手、千葉ロッテの佐々木投手と実績ある2人がいる中から、外野手はドラフト1位で度会選手を獲得していることもあり、リリーフ候補として佐々木投手を指名、千葉ロッテがドラフト会議同様に一番最後に残っていた愛斗選手を獲得した。

全体的に見ると、阪神とオリックスはドラフト会議同様に現役ドラフトでも狙っていた選手を獲得でき、昨年大成功だった中日も早い順番での指名をしている。一方で、千葉ロッテの佐々木投手や西武の愛斗選手といった実績のある選手が最後のほうまで残っており、すでに来年度の契約を結んでいる選手ということで、年俸の面なども考慮しなければ行けない所もあるため、推定3000万円で契約している佐々木投手、2900万円で契約している愛斗選手が残ってしまったのかもしれない。

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