敦賀気比の左腕・笠島尚樹投手には3球団が視察

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昨年夏の甲子園で好投を見せ、プロが注目する145キロ左腕の敦賀気比、笠島尚樹投手に3球団が視察をしている。

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実戦形式練習で9人を2安打に抑える

笠島尚樹投手は、スリークォーターから145キロの速球と、高校生では打てないと言われるスライダーを投げ、昨年夏の甲子園では富島戦で9回3安打7奪三振1失点で完投勝利を挙げると、国学院久我山戦で6回4安打2失点で勝利投手となっている。

続く仙台育英戦でも6回を投げて10安打を許したものの、6つの三振を奪い4失点に抑えた。しかし、「去年の甲子園は、出し切ったけど力が足りなかったことを実感した。」と話し、今年の甲子園に向けて「悔しい思いをしたので、やり返したい気持ちは大きかった」と話す。

その甲子園大会が中止となった事にショックを受け、「直球の質、変化球のキレ味、今は全てが、そのレベルに達していない。」と話す。しかし、この日は実戦形式練習に登板すると、打者9人に対してヒットは2本に抑え、球速も137キロを記録した。「日々の練習の積み重ねで変わってくると思うので、基礎的なことを大事にしていきたい」と話した。

笠島投手には6日には3球団のスカウトが視察に訪れるなど注目度は高い。球速が常時140キロを超えてくれば、ドラフト会議での指名は確実レベルのなる。体重も昨夏から7kg増えているという事で、最速145キロの更新と、常時での球速がアップした投球を見せたい。

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スリークオーターから投じる最速145キロ直球を軸に、スライダー、カーブなどで徹底的に緩急を付ける。制球力も評価が高く、前日6日には3球団のスカウトが視察に訪れた。この日は実戦形式の練習に登板し、直球の最速は137キロだったが、打者9人に対して被安打2でまとめた。

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