津久見の１８５ｃｍ右腕・佐伯和真投手が１４８キロも明豊に敗れる、進路は「これからゆっくり」

夏の高校野球大分大会では、津久見が明豊に挑戦したものの、８回までに7点差をつけられてコールドで敗れた。185cmの右腕投手で最速150キロを記録している佐伯和真投手も登板し148キロを記録した。

「これからゆっくり」

この日は明豊の巧みな支配運びで徐々に点差を離された津久見は、0-4の7回から3番手でエースの佐伯和真投手が登板した。

1イニング目は三人で抑えたものの、8回には3失点し7点差をつけられた。「全力を振り絞ろうと思って投げましたが。もう1イニング攻撃をさせられずに申し訳ない」と話した。それでもこの日は148キロを記録した。

佐伯投手は185cmの右腕で、昨年もその低めに伸びるようなストレートを見せており、大分では佐伯鶴城の狩生聖真投手とともに注目されていた。しかしこの夏はやや本調子ではない感じで、特に制球面でなかなか狙った所にいかない場面もあった。

それでもストレートの威力は140キロ中盤から後半を記録しており、ポテンシャルの高さを感じさせた。佐伯選手は進路について聞かれると、「これからゆっくり考えたいです」と話した。

プロ志望届を提出すれは現時点では下位か育成といった所だが、指名の可能性は高いのではないかと思う。進路の決断が注目される。