アストロズGMが日本にスカウト拠点、スカウト候補者と面談へ

メジャーリーグ 2014年ドラフトニュース

 メジャーリーグ、アストロズが日本のスカウト拠点を作るため、ルノーGMがスカウト候補者と面談するために来日するようだ。

田中将大投手獲得に失敗

 アストロズは昨年オフに田中将大投手のポスティングに参加したものの獲得に失敗した。ルノーGMは日本におけるアストロズの知名度が低い事を懸念しており、また「スカウト活動の必要性を感じている。そうすることで良い情報が得られる」と話し、日本の情報を収集し日本の野球選手達や球界関係者とアストロズとの関係を構築する為のスカウト拠点を作る方針のようだ。

 まずはプロ野球でメジャーで活躍しそうな選手の情報を集めるとみられるが、日本のアマチュア野球選手も注目する事になる。

 

スカウト候補者と面談

 日本で活躍するメジャーリーグのスカウトと言えば、あちこちの球場で顔を合わせるニューヨークメッツの大慈彌功スカウトが、新庄剛志選手や吉井理人投手をニューヨークメッツに入団させるなど活躍をし、現在は環太平洋担当部長を務める。

 またドジャースの小島圭市スカウトも花巻東時代の大谷翔平投手と深く繋がり、大谷選手にドラフト会議前にメジャー挑戦を表明させている。

 この他にもブレーブスの大屋博行国際スカウト、ツインズの高橋幸次スカウトなど、メジャーリーグの日本人スカウトが活躍をしている。

 

スカウトはプロ野球出身?

 大慈彌功氏は元西武ライオンズのプロ野球選手で、小島圭市スカウトも東海大高輪から1986年に巨人の入団テストを受けてドラフト外で入団し1994年までプレーした。その後ひじの手術をした後1998年に中日に再入団している。この二人は元プロ野球選手で、プロ野球選手としての経験や目でスカウティングを行っている。

 またブレーブスの大屋スカウトはプロ野球の経験はないものの、アメリカに留学した際にメジャーのドラフト候補となり、帰国後も阪神の練習生になるなどの経験がある。ツインズの高橋スカウトは不明。

 基本的には野球会とつながりがある事が重要で、その点は元プロ野球選手で多くの知り合いがいる方が良いだろう。また英語でレポートを書くことになるだろうがそれは何とかなるだろう。ルノーGMと面談するスカウト候補は誰なのか、今後注目してゆきたい。

 

     米大リーグ、アストロズのルノー・ゼネラルマネジャー(GM)らが、日本球界との関係強化のために来日すると22日、球団公式サイトが伝えた。プロ野球関係者と会談するほか、日本を拠点とするスカウトの候補者と面談する予定だという。

     アストロズは昨オフ、田中将(ヤンキース)の獲得競争に敗れた。ルノーGMは「日本でアストロズの認知度が低い」と述べ、「スカウト活動の必要性を感じている。そうすることで良い情報が得られる」と話した。

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