埼玉西武・豊田拓矢投手が149km/h、横浜DeNA・関根大気選手も攻守に活躍

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 オープン戦ではルーキー達がそれぞれ評価をされている。埼玉西武・豊田拓矢投手には伊原監督が「間違いなく使える」と話し、横浜DeNA・関根大気選手にも中畑監督が「持っている」と話した。

 

最速149km/h

 上武大、TDK時代に152km/hの速球を記録していた豊田拓矢投手今年27歳になるオールドルーキーだ。しかし経験を積んできたマウンドは圧巻で、最速149km/hの速球を投げたかと思えば102km/hのカーブを投げ、また返球を捕ってから5秒以内に投球モーションに入るテンポで1回を1安打無失点に抑えた。

 「内容は全然良くなかった」と話した豊田投手だが伊原監督は「間違いなく使える」と評価した。いろいろな武器を持っている。150km/hの速球に緩急、投球テンポ、経験。課題の多い埼玉西武のリリーフ陣に強力な駒となる。

 

足、肩でも見せる

 横浜DeNAのドラフト5位で、高校卒野手のルーキー・関根大気選手は、4回からセンターの守備につくと、前後の打球を快足を飛ばして体の正面で捕球し、また8回にはセンター前の打球を捕球してカットマンに低くて鋭い返球をしると、ホームは間に合わなかったものの、サードを狙ったランナーを刺すプレーにつながった。

打席では9回、高木京介投手からレフト前にヒット、左の打席で左の投手から逆方向に放つ巧打をみせ、中畑監督は「持ってるよなあ。自分の仕事をきっちりしている。安打も左投手から逆方向。良い印象を与える」と活躍を喜んだ。

 ライトに梶谷隆幸、レフトに筒香嘉智がいる。そしてセンターには荒波翔がいる。他にも金城龍彦、多村仁志、松本啓二朗、井手正太郎が競う外野陣、一歩ずつ足場を固めて狙うは、走って、守れて、打てるセンターだ。

 

 西武のドラフト3位・豊田(TDK)が3番手で登板し、1回を1安打無失点。初の実戦登板に「冷静になれなかった。直球が全部浮いていた」と反省しきり。

 それでも最速149キロの直球とカーブの球速差は最大47キロをマーク。中継ぎの即戦力として期待される右腕は「カーブは生命線。プロでも使える」と手応えも得たマウンドだった。

 DeNAドラフト5位の関根(東邦)が1軍生き残りへ向け、攻守でアピールした。

 4回から中堅の守備に就き、8回には河野の中前打を処理後、カットマンの遊撃・白崎へ好返球。一塁走者・坂口の三塁憤死につなげると、9回の打席で高木京から左前打を放った。「緊張は全くなかった。守備でもアピールできて良かった」。中畑監督は「持ってるよなあ。自分の仕事をきっちりしている。安打も左投手から逆方向。良い印象を与える」と18歳の活躍に目を細めていた。

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