千葉ロッテのドラフト5位・井上晴哉選手、ランニングホームランで笑い起こる

千葉ロッテルーキーニュース

 千葉ロッテは紅白戦を行い、ドラフト5位の115kgルーキー・井上晴哉選手は4番ファーストで出場すると、3打数2安打、2ベースヒットにランニングホームランを記録した。

 

プロ1号はランニングホームラン

 井上選手は115kgの体から高校、大学、社会人と4番を打ち、鋭い打球をスタンドに叩き込むスラッガーだが、この日は第3打席で右中間に鋭い打球を飛ばすと、センターの伊志嶺翔大選手がボールを取れずにはじいて外野を転々と転がる。「三塁コーチャーを探したら、本塁の近くで腕を回していた。これはヤバいなと思った」と井上選手は三塁ベースを回るとホームにスライディングを見せ、プロ初ホームランはランニングホームランで記録した。

 50m6.9秒という速くない足でホームまで回りへとへとの様子に球場からは笑いが起こった。伊東監督は「何が起こるか分からない、いい教訓になったよ。アジャでもランニング本塁打が打てるというね」と笑ったが、「大したもの。今後もできる限り使っていく」としっかりと評価した。

 

鋭い打球と柔軟な打撃

 井上選手は中央大学時代に東都リーグ通算100安打を達成している。長打力もさることながら、コースに逆らわない柔軟なバッティングが出来るのも特徴のひとつで、外国人選手のようにファーストやDHで使ってくれる球団があれば、プロでも活躍できるという評価だった。

 千葉ロッテで開幕1軍に向けて快調に評価を上げている井上選手、開幕スタメンも視野に入ってきた。

 

  まさかの“プロ初本塁打”に、右手を突き上げた。同点の7回1死走者なし。フルカウントから左腕・中後の直球を右中間へはじき返した。打球は中堅手・伊志嶺のグラブに当たって右翼フェンス際へ転々。それを見た井上は巨体を揺すりながら、一気にホームへと向かった。「三塁からホームまでは、覚えてないです。伊志嶺さんのアシストと、僕のゴール」。フェンスのある球場では人生初というランニング本塁打に、ハアハアと息を切らしてハイタッチを交わした。

 「最初はびっくりした」というチーム初の実戦での4番。重圧からか、第1打席は3球三振に倒れた。だが「最初(の打席)に振れて、球に合わせられた」と、続く4回2死二塁の第2打席で左中間へ先制適時二塁打。伊東監督も「何が起こるか分からない、いい教訓になったよ。アジャでもランニング本塁打が打てるというね」と笑った。指揮官は今後も井上をできる限り1軍に帯同させていく考え。50メートル走は6・9秒と早くないが、全力プレーで1軍帯同を勝ち取った。

 「三塁コーチャーを探したら、本塁の近くで腕を回していた。これはヤバいなと思った」。最後は足から滑り込むと、ガッツポーズ。「プロ初本塁打」は誰もが予想しないランニング本塁打だった。「小学生の時にフェンスがないグラウンドでは打ったことがありますけど…。走るキャラじゃないので。実戦の初日にしては走りすぎちゃいましたね~」。人懐こい笑顔がはじけた。

 

 とにかく絵になるルーキーだ。初打席は3球三振。しかし、続く4回2死二塁の先制機では「リラックスして集中して打席に入れた」と、大嶺祐のカーブを叩き、左中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。3打数2安打2打点と白組の全得点を叩き出し、4番抜てきの期待に応えた。

 

 伊東監督も手放しで褒めた。「大したもの。今後もできる限り使っていく」。チームは15日から2軍が鹿児島県薩摩川内市に移動するが、当面は1軍に帯同させることを示唆した。

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