来年のドラフト1位候補・東京ガスの山岡泰輔選手が初戦敗退、地引雄貴選手も力見せる

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 都市対抗野球、東京ガスは初戦で大阪ガスに敗れた。来年のドラフト1位・山岡泰輔投手は調子を落としていたが、試合を作るピッチングを見せた。

来年のドラフト1位は確実

 「予選から調子が良くなかった。真っすぐのキレが戻らず、変化球でかわす投球になってしまった」と話した東京ガス・山岡泰輔投手だが、高校時代から注目される鋭いスライダーに加え、空振りでも見逃しでもストライクを奪えるチェンジアップを習得し、投球の幅が広がっている。

 速球のキレがリリーフで投げていた昨年より良くなく、4四死球と制球も乱したものの、それでも割り切って変化球の出し入れで試合を作れるのは素晴らしい。7回2/3を投げて5安打7奪三振4四死球2失点は、山岡投手にとって大きな財産となる。

 調子が良くないとは言え、速球は角度も力も十分だった。キレが戻ればプロ野球でも先発ローテーションとして十分にやっていける。来年のドラフト1位指名は確実の投手だろう。

 

地引選手も活躍見せる

 東京ガスでは4番を打った地引雄貴選手が存在感を示した。初回に先制タイムリーヒットを記録すると、8回にはプロ注目の近藤大亮投手からレフトフェンス直撃の火の出るような打球を放ち、当たりが良すぎてシングルヒットになってしまった。

 打撃の粗さもあるが、打球の鋭さは迫力十分でプロ入りしても面白い選手だと思う。

 

横山弘樹投手は指名微妙か

 また補強選手として東京ガスから出場したドラフト候補の横山弘樹投手が8回2アウトから登板し、1/3を1四死球1奪三振に抑えた。横山投手は187cmから150km/hの速球を投げる投手だが、桐蔭横浜大時代より大体140km/h前半の速球と変化球を織り交ぜるピッチャーで好投手タイプ。

 上半身に比べ下半身が細く感じる所もあり、もう一皮むけて欲しいと毎年思わせる。力は十分評価されているものの、NTT東日本から2012年のドラフト3位で横浜DeNAに指名された井納翔一投手のようなインパクトは無い。今年のドラフトで指名されるかどうかは微妙といえる。

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