都市対抗王者の日本生命はこの日、ドラフト会議で指名漏れとなった清水翔太投手が先発すると、NTT西日本に8安打を許しながらも完封し、二大大会制覇に大きく前進した。
ドラフト会議では待機するも
日本生命の清水翔太投手は、都市対抗野球でも準決勝で延長11回を投げぬいて完封勝利を挙げるなど活躍をした。最速は140キロ前半だが、ダイナミックなフォームとキレのあるストレートがあり、変化球も低めに集めることができる投手で評価も高かった。
中京大学から2年目と若く、左腕投手という事もありドラフト会議では指名があるかと思ったが指名はなかった。チーム残留の意思でもあったのかと思ったが、清水投手はドラフト当日はスーツ姿で指名を待っていたという。
この日はドラフト後に気持ちを切り替えて初登板となったが、8安打を許したものの要所を抑えて5奪三振1四球で完封、来年に向けて踏み出す好投となった。
今秋ドラフトで指名漏れ。当日はスーツを着て待機していたが、声はかからなかった。ただ、気持ちを切り替え「目の前の一戦一戦」に集中している。入社1年目の148キロ右腕・小林らも台頭する中、左のエースは存在感を見せつけた。
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