星槎道都大の150キロ右腕・渕上佳輝投手が11回12奪三振好投も敗退

星槎道都大, 渕上佳輝

星槎道都大の150キロ右腕・渕上佳輝投手が、11回149球を投げて12奪三振、タイブレークでの1失点のみという好投を見せた。

何とか勝利を見せたかった

渕上佳輝投手は堀越高校出身の投手で、神奈川県出身、北の星槎道都大に進むと150キロの球を投げエースとして活躍を見せており、この日は両親が実家から駆け付けていた。

全国の晴れ舞台に立った渕上佳輝投手、この日は神宮球場で延長タイブレークの試合もあり、第4試合は18時42分という、プロ野球のナイターの試合開始よりも遅い時間となった。しかもこの試合も渕上投手と福岡大の1年・村上幸人投手の投手戦で9回まで0-0でタイブレークの延長戦も11回まで行われたが、試合終了は21時03分だったのは、渕上投手のテンポの良い投球だった。

150キロの速球を投げるが剛腕ではなく、素早く次の球を投げ、力みのないフォームから最速148キロ、140キロ中盤のストレートを次々と投げ込む。また緩いカーブを真ん中に投げてカウントを取るなど、テンポと配球を織り交ぜ、次々と打ち取っていった。

試合はタイブレークに入り、10回もスライダーを連投して相手の送りバントを封じて無失点に抑えるなど、投球術を見せて抑えた。しかし11回、2アウト1,3塁の場面で「2ストライク、ノーボールだったので1球外そうと思ったら、低めにいってしまった。」と話すようにワンバウンドした球を捕手がとめられず、暴投での1点を与えた。裏の攻撃でも点が奪えず、初戦で姿を消した。両親に「何とか勝利を見せたかった」と試合後は目を潤ませた。

試合終了は21時だったこともあり、この渕上投手に対するスカウトのコメントやインタビューなどの記事はやや少ない。しかし、どんなタイプの150キロ右腕なのかを十分にアピールできた。代表合宿にも呼ばれていないため、次に姿を見るのは秋のリーグ戦という事になり、北海道という事でなかなか見られないだろう。是非、代表合宿に呼んでほしい投手だと思う。

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渕上は、11回149球を投げ、12奪三振の好投も勝利を挙げられず「2ストライク、ノーボールだったので1球外そうと思ったら、低めにいってしまった。内容は良くても、その1点で負けている。自分の甘さが出た」と課題を挙げた。神奈川出身で、実家から父直哉さん(52)、母圭子さん(53)が応援に駆けつけており「何とか勝利を見せたかった」と目を潤ませた。


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