静岡大・奥山皓太選手、大型ながら高い身体能力ある外野手にプロから調査書

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静岡大の奥山皓太選手は、186cm93kgの大型外野手だが、50m5.9秒の俊足と、遠投120mの抜群の身体能力を持ち、ドラフト会議での指名を待つ。

4年時故障も調査書届く

奥山皓太選手は甲府西高校では大型右腕投手として注目され、3年夏は山梨大会ベスト8入りをしていた。しかし、2年秋から右ひじ痛があり、静岡大学に入学すると最初は投手として投げていたものの、3年の春に外野手転向を決断した。

186cm93kgの体から、50m5.9秒の足と遠投120mの肩を持ち、3年秋にはリーグ戦のレギュラーに定着をし、今年のドラフト候補として見られるようになった。

しかし、今年春のリーグ戦では、シーズン終盤に右足の肉離れを起こし、チームも優勝を逃した。プロに憧れを持つ中で、プロ入りをかけて臨んだシーズンに痛い故障となったが、「ここから先は、自分ではどうすることもできない。落ち着いて待ちたいと思います」と話す。

外野手として大学でレギュラーとしてプレーしたのは3年秋と4年春の2シーズンのみ。しかし近年はプロ野球も、大学での成績よりも、身体能力を評価したアスリート選手を獲得する傾向も強くなっている。プロ志望届を提出した奥山投手には。プロから調査書が届いており、「当日は、自宅でテレビにかじりついていると思います」と話す。

0か100かという選手が毎年いるが、奥山選手はそのタイプか。春の肉離れの影響なども気になるが、抜群の身体能力は大化けの可能性もある。身体能力に耐えられる体と精神力を作り上げ、プロ1軍で活躍する選手になれるかどうか。まずは、その入り口となるドラフト会議での指名が注目される。

2019年大学生プロ志望届提出選手一覧
2019年度-大学生外野手のドラフト候補リスト

奥山は9月、幼い頃からの憧れであるプロ入りに向け、同志望届を提出した。「用紙に必要事項を書き込んで、自分で郵送しました。ポストに投函(とうかん)した瞬間、これで本当にスタートラインに立つんだなと感じました」。

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