育成ドラフト6位、白鴎大・大下誠一郎選手が指名選手を撃破、オリックス副部長「振れることがいい」

白鴎大, 大下誠一郎

関東地区大学野球選手権は、白鴎大が10-9という壮絶な試合で創価大を下した。オリックスが育成ドラフト6位で指名した大下誠一郎選手が、東京ヤクルト3位の杉山晃基投手、日本ハムドラフト5位の望月大希投手からヒットを打った。

支配下ドラフト選手を撃破

白鴎大の大下誠一郎選手は、体は大きくないもののバットを大きくスイングする迫力のある右のスラッガーで、また高校時代に1年生で主軸を打ち、下級生ながら上級生に物おじせずにチームを引っ張り甲子園に出場をした。大学でも2年生で主将に選ばれた事もあり、そのリーダーシップと勝気が注目され、オリックスが育成ドラフト6位で指名をした。

その大下選手はこの日の創価大戦で初回、東京ヤクルトにドラフト3位で指名された154キロ右腕の杉山晃基投手と対戦すると、ノーアウト1,2塁の場面からレフトにタイムリーヒットをうち先制点を挙げた。そして7回、今度はノーアウト1,3塁の場面で日本ハムのドラフト5位・望月大希投手から、左中間フェンス直撃のタイムリー2ベースヒットを打って勝ち越した。

大下選手は「同じプロに行く人間として、負けたくなかった。向こうは支配下ですが、自分は育成。負けたくない。常に、そういう気持ちを持ってグラウンドに立ってます。負けたくないですね」と話し、持ち前の勝気を見せた。この日、視察をしたオリックスの古屋編成副部長は「振れることがいい。そういうタイプの選手を取ろうと思った」と話し、スイングと共に気持ちの強い選手という事で大下選手を指名したことを明かした。

育成枠から支配下に上がるためには、何人もの人を上回っていくような気持ちの強さも大切になる。この気持ちの強さは大きな武器となるかもしれない。

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「同じプロに行く人間として、負けたくなかった」と打ち明けた。初回はヤクルト3位の杉山から、7回は日本ハム5位の望月からだった。「向こうは支配下ですが、自分は育成。負けたくない。常に、そういう気持ちを持ってグラウンドに立ってます。負けたくないですね」と、3度も「負けたくない」と繰り返した。意地が詰まった2安打だった。


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