三菱日立パワーシステムズの150キロ右腕・伊藤優輔投手好投、後藤監督「来年は伊藤に1位を狙わせたい」

伊藤優輔, 三菱日立パワーシステムズ

三菱日立パワーシステムズはこの日の日本選手権1回戦・日本新薬戦で、埼玉西武からドラフト2位で指名された浜屋将太投手が7回無失点の好投を見せ、8回から登板した来年のドラフト候補・伊藤優輔投手も2回4K無失点の投球を見せた。

来年は伊藤に1位を狙わせたい

伊藤優輔投手は都立小山台時代に、都立勢といて初のセンバツ出場を果たし、140キロ中盤の速球を投げる投手として注目された。しかし当時は四死球も1試合で10個近く与える事もあり、制球が課題だった。中央大に進むと1年生の秋に東都リーグで2勝を挙げる活躍を見せた。しかし、2,3年では制球力の課題も出て思うような投球ができなかった。

そして大学4年秋のリーグ戦で、149キロの速球と鋭いスライダーで3勝を挙げ、防御率1.53でリーグ3位となる活躍を見せ大きく飛躍した。ドラフト直前のブレークでそのまま社会人に進んでいた。

この日は初の日本選手権登板となった。プロに進む浜屋投手の抜群のピッチングの後という事もあったが「大きな大会は初めてだけど、緊張せずに投げられた。気持ちを上げて、マウンドに臨めた」と話す。社会人で最速150キロを記録する右腕は、この日も148キロのストレートを決め手2回を投げ1安打4奪三振1四球で無失点、ネット裏で視察をしていたプロのスカウトに大きくアピールをする投球を見せた。

伊藤投手は「高校時代はただ速い球を投げるだけの単純な投手だったけど、大学、社会人を経験して成長は出来ていると思う」と徐々に成長している自分を振り返る。三菱日立パワーシステムズの後藤監督は、「2位の浜屋に続いて、来年は伊藤に1位を狙わせたい。ひと冬でどれだけパワーアップするかですね」と話し、来年は伊藤投手をドラフト1位でプロに送り出したいと話した。

成長を続ける右腕が来年のドラフト1位指名にたどり着けるか、まずは今大会の活躍を見続けたい。

2020年度-社会人のドラフト候補リスト

「大きな大会は初めてだけど、緊張せずに投げられた。気持ちを上げて、マウンドに臨めた」
14年に都立勢として初めて選抜に出場した都小山台のエース。中大を経て、社会人入り。「高校時代はただ速い球を投げるだけの単純な投手だったけど、大学、社会人を経験して成長は出来ていると思う」。MAXは150キロ。伸び盛りの右腕にネット裏スカウト陣もクギ付けだった。


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