東洋大・村上頌樹投手がオープン戦登板、ソフトバンク「上位になる力ある」

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大学生投手のドラフト上位候補の中で、なかなか今年になって投球の様子が見られていなかった東洋大の村上頌樹投手、この日行われた東京経済大とのオープン戦での投球が報じられた。

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最速は144キロ

村上頌樹投手は智弁学園でセンバツ優勝投手になると、大学でも昨年春に6勝0敗の圧倒的な投球を見せた。最速は150キロを記録し、安定感のある即戦力右腕として、ドラフト上位での指名が予想された。

しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、東都リーグは秋季リーグ戦が完全に中止になり、さらに東洋大は他大学よりもより厳しい措置で活動を自粛し、ナインの様子などがほとんど伝わらず、村上投手がどれだけ成長をしたのか、またプロ志望の意思があるのかが不明だった。

それでも9月22日の東都リーグ開幕が迫るこの日、東京経済大とのオープン戦が行われると、村上投手は先発して3回2安打無失点、最速144キロを記録したという。

視察をした福岡ソフトバンクの宮田アマスカウトチーフ補佐は「直球も変化球も自在に操れるコントロールがある」と評価した。

リーグ戦では昨秋チャンピオンの中央大と対戦し、ドラフト上位候補の牧秀悟選手と対戦するが、「コースを突いて抑えたい。チームが勝てば自分の評価も上がる」と話し、プロ入りを意識した発言も見られた。

最速150キロというが、142キロ前後のキレの良いストレートとコントロールで0点を重ねていく村上投手にとって、最速144キロというのは、昨年までの通常という感じがするが、東都リーグで、このスピード帯が上がり、しっかりとコントロールもされていれば、やはりドラフト上位候補と評価されることになる。

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今秋のドラフト上位候補で東洋大の最速149キロ右腕の村上頌樹投手(4年)は8日、埼玉県内で行われたオープン戦の東経大戦で先発し、3回を2安打無失点。最速は144キロを計測し、視察したソフトバンク・宮田善久アマスカウトチーフ補佐は「直球も変化球も自在に操れるコントロールがある」と評した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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