前日の法政大1回戦で112球を投げて完封勝利をしている早稲田大の早川隆久投手が、翌日の法政大2回戦にも8回1アウト満塁の場面で登板し、無失点で切り抜けてチームを引き分けに導いた。
スカウト陣も評価
完封の日の翌日の連投となった早川隆久投手、4-6とビハインドで迎えた8回、1アウト満塁で追加点を許せば敗戦濃厚となる場面で登板をすると、最後はフルカウントから149キロのストレートを外角に突き刺し、見逃し三振でピンチを切り抜けた。
マウンド上でガッツポーズを見せると、その気迫がナインに乗り移り、8回裏には早川選手の犠打などでチャンスを広げ、2点を奪って同点に追いついた。小宮山監督は「おかげで奇跡的に追いつけた。頼もしかった」と話した。
この日もスタンドには多くのスカウトが訪れていたが、
広島・苑田スカウト統括部長「大したもんだよ」
北海道日本ハム・大渕スカウト部長「監督、チームメートの期待に応え結果を出した。プロで活躍するためにも必要なマインドだと思います」
巨人・水野巡回コーチ「すごい。完投翌日、しかも負けている場面。チームのためでしょう。気持ちしかない。投げる球も素晴らしいですが、気持ちです」
と絶賛をした。
個人的にこの日の登板は賛成できないが、この気迫の投球はプロのスカウト陣にも大きく映ったのではないかと思う。
3週間後のドラフト会議を控え、ネット裏のスカウト陣も驚嘆した。「大したもんだよ」と広島の苑田聡彦スカウト統括部長が唸れば、日本ハム・大渕隆スカウト部長も「監督、チームメートの期待に応え結果を出した。プロで活躍するためにも必要なマインドだと思います」と話した。
巨人水野巡回投手コーチ(連投で抑えた早川に)「すごい。完投翌日、しかも負けている場面。チームのためでしょう。気持ちしかない。投げる球も素晴らしいですが、気持ちです」
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