青学大1年・佐々木泰選手が4号ホームラン、巨人・広島のスカウトも評価

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青山学院大1年の佐々木泰選手が、1年生の春のリーグ戦で4号ホームランを放った。これで6試合で4本塁打となり、驚異的なペースでホームランを打っている。

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青学大の水にあっている

前日も3号ホームランを放っている佐々木泰選手はこの日の国学院大2回戦でも3回、1アウト2塁の場面で「昨日はスライダーに全く合わず三振。ストレート3、変化球7で待とう」と変化球を狙い、初球の甘いスライダーを捉えると、打球は左中間のスタンドに飛び込んだ。

今季の東都リーグは1部が7チームのため、開幕が3月からとなっており、まだ入学前の佐々木選手は3月に行われた2試合は出場できなかった。しかし4月に入ってからの6試合のうち4試合でホームランを放っている。このペースで打ってゆけば、4年秋までに28本塁打となり、井口選手の24本塁打のリーグ記録を更新できる。

この1年生の活躍に、青学大出身でこの日視察をしていた巨人・円谷スカウトは「打ち損じがないですね」と評価し、青学大の雰囲気が佐々木選手に合っていると話す。青学大は1学年15人までと少数精鋭のチーム作りで、「全体練習は短く、後は自分で考えてやる。人数が少ないからたくさんできるし試合にも出やすい。自主練習をしない選択肢もありますが、先輩みんながやるから自然と1年生もやる。じゃないとレギュラーにはなれませんでした」と話す。

佐々木選手も県岐阜商で41本塁打を放っており、ドラフト候補として注目されたが、「高校の時は長時間、全員で練習。今は自分で考えてます。課題をつぶす時間がありやりやすいです」と話す。いきなりこれだけの活躍ができるのは、先輩の後押しやチームの雰囲気も影響をしていると思う。

また広島の苑田スカウト部長は「井口は広角、特に右中間へ伸びる本塁打が多かった。佐々木は左翼。松田のようなタイプだと思う」と評価し、引っ張りでのホームランが多いと話した。しかしこれからは逆方向への打球も増えてくるのではないかと思う。

ただ残念なのはこの日も試合は3-5で敗れ、チームが勝利出来ていないことだけ。佐々木選手はホームラン後の打席はライトフライ、ショートライナーとヒットを打てず、「追い込まれてから、どんなボールにも対応できるように」と反省した。まだまだ先を見ている佐々木選手、これからが非常に楽しみだ。

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「(佐々木は)打ち損じがないですね」とたたえたのは、ネット裏で視察した青学大出身の巨人円谷スカウトだ。水があっているのでは、と推察した。

1学年15人以下という少数精鋭。同スカウトは「全体練習は短く、後は自分で考えてやる。人数が少ないから、たくさんできるし、試合にも出やすい。自主練習をしない選択肢もありますが、先輩みんながやるから、自然と1年生もやる。じゃないと、レギュラーにはなれませんでした」と述懐した。

視察した広島・苑田統括スカウト部長は「井口は広角、特に右中間へ伸びる本塁打が多かった。佐々木は左翼。松田(亜大→ソフトバンク)のようなタイプだと思う」と評価。周囲の視線も日に日に熱を帯びる。

和製Aロッド・青学大の佐々木泰が6戦4発 HR量産の理由明かし、遊撃手にも意欲 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 3連敗中の青学大は国学院大に競り負け、4連敗。投手陣が4回までに5失点と粘りを見せることができなかった。
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