日体大・矢澤宏太投手が151キロ、7回2安打無失点&2安打1盗塁

大学野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

首都大学リーグでは、日体大vs東海大の3回戦が行われ、8−3で日体大が勝利した。矢澤宏太投手が3番で出場し、投打に活躍を見せた。

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151キロ

強豪の東海大との3回戦で勝ち点3を争う大事な試合に、矢澤宏太選手が3番投手で出場すると、2回までは声を挙げながら力で押す投球を見せる。浦安市運動公園球場のスピードガンは表示されない球も多く、表示された最速は145キロだったが、自信のスピードガンでは140キロ中盤から後半を連発していた。

特に2回、4番・吉田選手には148キロの力強いストレートで押し込みショートゴロ、5番・鵜沼選手には151キロを記録した。それでも鵜沼魁斗選手は外野深くまで打球を運び、東海大相模時にプロが注目した力を見せていた。

3回に打順が下位になると、少しギアを下げた感じだったが、8番・東海林選手にバンとヒットを決められ、1番・森選手に先制のタイムリーヒットを許してしまう。しかし4回からはスライダー、チェンジアップを織り混ぜながらの143キロから145キロのストレートの制球とキレで勝負し、点差が開いた7回まで2安打6奪三振1失点に抑えてマウンドを降りた。

打者としては初回にライトへキレイにヒットを打ったものの、連打で得点を上げてチャンスで迎えた3回の第2打席、先頭打者で迎えた6回に第3打席はいずれも内野フライに倒れた。

それでも7回に二塁へのボテボテの当たりを一塁まで3秒台で駆け抜けて内野安打にすると、セカンドランナーとの重盗を決めるなど、打撃は少し調子が悪くても、調子の波が少ない足で結果を残した。

既に各球団のスカウトは矢澤選手は評価済みとみられ、この日も姿は見られなかった。個人的にも昨年までは長打も打っており、打撃で可能性が高いと思っていたが、今年は打撃で打率を狙うという事も話しており、また昨年冬の侍ジャパン大学代表候補合宿を見ても、投手としての能力が非常に高いと評価している。

ただし、この日は8回から外野手として足を飛ばして捕球しており、外野手としてもかなりの成績を残すと思うので、プロでは二刀流としてやっていくことは間違いないだろう。

プロ球団が探している左の先発投手、そして足もパンチ力もある外野手の、いずれの補強ポイントにも合致しそうな矢澤選手、獲得した球団は2つのポジションを一気に埋めることにもなりそうだが、プロ入り後の起用は、大谷選手の例を参考にしながら、いろいろ考えていくことになりそうだ。

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 日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)の活躍で、チームは名門・東海大から19年春以来の勝ち点(3試合制)を獲得した。

 MAX150キロを誇る今秋のドラフト上位候補左腕は「3番・投手」で出場。投げては7回2安打1失点に抑えると、打っても2安打1盗塁と好機を演出した。「スピードはそんなに出なかったんですけど、真っすぐと横と縦(の変化球で)にテンポ良くコースを突く投球ができた」。この日最速145キロの直球にスライダー、チェンジアップがさえての7奪三振を振り返った。

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