法政大・篠木健太郎投手が8回5安打1失点で3勝目、151キロ記録

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最速157キロ右腕としてドラフト会議での上位指名が期待される法政大の篠木健太郎投手が、今季初めてとなる151キロを記録し、東大を8回5安打1失点に抑えて勝利した。

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今季3勝目

この日は140キロ台中盤から後半の強いストレートと、カットボールを中心に東大打線を抑えて行き、8回を投げて5安打7奪三振1失点で勝利した。「自分の中でこの試合の締めどころを意識していた。勝ち越した時点でゲームを締めに行こうと考えていた。自分の中でうまく整理できて勝ててよかった。」と話し、試合前のゲームプラン通りに進めるレベルの高い投球を見せた。

今季初の150キロ台については、「今までよりも力を入れようと。ここから1戦も落とせないという話はしているので、自分もしっかりフル回転で投げてチームに貢献できるようにやっていきたい」と話した。

8回の最後の打者には134キロのカットボールで空振り三振を奪った。「勝つことが一番。勝つ=自分が抑えていると思うんで。大島監督も、結果は副産物と言っている。それまでの過程をしっかりやりたい」と話す。昨年までは150キロ中盤の速球を投げながらも制球を乱したりして勝利を逃していた印象だったが、今年はしっかりと頭を整理し、体をコントロールして投げている。

勝てる投手というこの春の投球でまずはリーグ制覇を成し遂げ、そして秋は150キロ後半の速球で勝てる投手となってゆけば、ドラフト会議では目標であるドラフト1位での指名が待っている。故障をせずに走り抜けてゆきたい。

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