日刊スポーツが今夏の高校野球の「ピカイチ選手」を紹介する企画の第3回「ホープ編」では、各地で既に頭角を現している1年生を特集し、星稜(石川)の最速149キロ右腕・服部成投手(1年)や、U15日本代表出身で走攻守3拍子の仙台育英・丹羽裕聖内野手(1年)、春から東海大相模の4番を打つ竹内球太選手などが紹介された。
星稜・服部成、二刀流の先輩に自ら歩み寄り質問攻め
今春星稜に入学した服部成投手は、山梨学院との練習試合の時に、投打二刀流を極める山梨学院・菰田陽生投手と対話をした。練習試合1試合目が終わり、昼食休憩に入ると、星稜の三塁側ベンチからスタスタと駆け寄り、「菰田さんに質問したいことがあるのですが、よろしいでしょうか」と少々緊張しながら声をかけた。試合に向けた調整法や投げる時に意識していることなどを直接尋ね、およそ5分ほどのやり取りだったが、服部投手にとって貴重な時間となった。
177センチ87キロの体格から投手として149キロを既に記録、春の石川大会決勝の日本航空石川戦で先発すると、9回4安打で完封した。また、中学時代には通算25本塁打を放っており、投げない時も野手として出場し、既に2本塁打を放っている。「3年生に向けて体を大きくしながら、ピッチャーでもバッターでも成長していきたいです」と話す服部選手、菰田選手のような二刀流として、これから3年間、高校野球の中心になる選手だろう。
仙台育英・丹羽裕聖、東海大相模・竹内球太選手など
侍ジャパンU15代表を経験している仙台育英の1年生・丹羽裕聖内野手は、今春の地区大会から公式戦デビューを果たし、県大会までで16打数8安打4打点をマークするなど、既に走攻守3拍子を兼ね備えた力を見せている。背番号5をつけて臨んだ東北大会では、準決勝まで無安打とくすぶったものの、決勝の聖光学院戦では、一時同点となるヒットと、一時勝ち越しとなるヒットを放ち、3安打3打点と勝負強さを発揮した。「もちろん甲子園優勝は目標ですが道のりは簡単ではない。しびれる展開を経験できたことを夏につなげていきたい」と、丹羽内野手は成長を重ねながら頂点を見据える。
東海大相模の竹内球太選手も春から活躍を見せている。春の大会でいきなり4番を任されると、力強いスイングを見せた。177センチ84kgの恵まれた体格があり、「相模の4番として認められるように頑張りたい」と、初めてとなる夏の高校野球に胸を躍らせた。
スーパー1年生と呼ばれる活躍をこの夏も見せて、2年後のドラフト会議で1位候補として注目される選手になって欲しい。
【服部 成】 プロフィール
- 氏名:服部 成(はっとり・なる)
- 所属:星稜高校(1年)
- 出身:石川・津幡町(中条ブルーインパルス→星稜中)
- ポジション:投手/野手(二刀流)
- 投打:右投右打
- 身長・体重:177cm、87kg
- 主な特徴や実績:最速149キロの直球を投げる右腕で、中学通算25本塁打を誇る打力も兼ね備えた二刀流。中条ブルーインパルス時代に全日本学童野球、星稜中時代に春の全国軟式野球大会を制し、小・中と日本一に輝いた。今春の石川大会では野手としてスタメンに座り、決勝で公式戦初登板にして9回4安打完封と鮮烈な投手デビューを飾った。大谷翔平や千賀滉大に憧れる大器の片りんを見せるルーキーで、投打両面でのさらなる成長が期待される。
【丹羽 裕聖】 プロフィール
- 氏名:丹羽 裕聖
- 所属:仙台育英高校(1年)
- ポジション:内野手
- 主な特徴や実績:U15日本代表出身で走攻守3拍子を兼ね備えた1年生。今春の地区大会から公式戦デビューを果たし、県大会までで16打数8安打4打点をマークした。背番号5で臨んだ東北大会では、決勝の聖光学院戦で一時同点打と一時勝ち越し打を放ち、3安打3打点と勝負強さを発揮。甲子園優勝を目標に掲げ、しびれる展開で得た経験を夏につなげる成長が期待される。
【竹内 球太】 プロフィール
- 氏名:竹内 球太
- 所属:東海大相模高校(1年)
- ポジション:外野手
- 主な特徴や実績:横浜南ボーイズ時代に神奈川選抜にも選ばれた選手で、力強いスイングが持ち味。東海大相模では1年生春の県大会から4番を任されると、原監督からのアドバイスで高校生の速球にも対応できるようになった。













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