東都大学野球春季リーグの1・2部入れ替え戦第3戦が26日、神宮球場で行われ、1部6位の東洋大が2部優勝の専大に3―2で競り勝ち、対戦成績を2勝1敗として1部残留を決めた。先発した2年生右腕・石沢順平投手が4安打2失点で完投勝利を挙げ、チームを救った。
2年生・石沢順平が4安打2失点で完投
先発したのは石沢順平投手(2年)、前日の2戦目に先発をして、5回1/3を5安打1失点に抑える好投を見せ、この日の3回戦も連投のマウンドに上がった。サイドハンドからボールを丁寧に低めに集め、キレのあるスライダーと伸びのある直球を制球良く投げ込むと、安打を許してランナーを背負っても、ここぞという局面では三振を奪ってリードを許さなかった。3回までに3-2となったスコアを、4回以降動かすこと無く、9回101球を投げて4安打7奪三振2失点の完投勝利を挙げた。
リーグ戦では完投のなかった2年生右腕が、入れ替え戦で2勝に大きく貢献し、チームを救った。井上大監督も「紙一重の試合で石沢が頑張った。4、5回くらいから尻上がりに良くなった。ボールの高さが良く、気持ちも乗っていた」(スポーツ報知)と、2年生右腕の力投をたたえた。
初回先頭打者弾で先制、3回に勝ち越し打
打線も序盤に得点を奪った。初回、1番の福正吉選手がいきなり本塁打を放ち、東洋大が先制すると、専大に追いつかれ同点で迎えた3回に、無死三塁の好機で再び福選手が右前に運び、勝ち越しのタイムリーヒットとなった。福選手の勝ち越し打で流れをつかんだ東洋大は、金丸健司選手(4年)の中前適時打でもう1点を加え、それが決勝点となった。
東洋大は2025年春に1部へ復帰し、昨年は春、秋ともに3位だった。今春は5勝9敗、勝ち点1の6位で入れ替え戦に回ったが、2部優勝の専大との接戦をものにして1部の座を守った。敗れた専大は9年ぶりの1部昇格はならなかった。秋は東洋大は再び厳しい1部リーグの中で、そして専修大はまた1から、2部でも激戦のリーグ戦で優勝をしなくてはならない。過酷な入れ替え戦が終わった。
【石澤 順平】 プロフィール
- 氏名:石澤順平
- 所属:東洋大学(2年)
- 出身:木更津総合高
- ポジション:投手
- 主な特徴や実績:木更津総合でエースとして投げていた投手で、180cmの好右腕。大学では1年春からリーグ戦で登板すると、今春は7試合に登板し、勝ち星こそ無かったものの2戦目の先発として負け投手にもなっていない。入れ替え戦ではリーグ戦同様に2回戦で先発して粘りの投球を見せると、3回戦で大学初完投でチームの1部残留に貢献した。
【福 正吉】 プロフィール
- 氏名:福正吉
- 所属:東洋大学(3年)
- 出身:国士舘高
- ポジション:外野手
- 主な特徴や実績:東洋大の1番打者を務める勝負強い打者。1・2部入れ替え戦の専大戦では、初回に先頭打者本塁打で先制すると、同点の3回には無死三塁から右前適時打で勝ち越し、東洋大の1部残留決定の立役者となった。先頭での一発と好機での確実な打撃を兼ね備えており、さらなる飛躍が期待される。















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