夏の甲子園(2015)、スポーツ紙各紙の出場校の評価

 夏の高校野球は49校が出そろいました。スポーツ紙3紙の出場校の評価をまとめました。

 3紙共通してA評価なのは、仙台育英、東海大相模、敦賀気比、静岡、智弁和歌山の5チーム、スポニチは東海大相模と敦賀気比を特Aにしている。

 仙台育英は調子はあまり良くないものの、エースの佐藤世那投手やプロ注目の遊撃手・平沢大河選手、さらに郡司裕也選手など選手層も厚い。東海大相模は150km/hを越す速球を投げる左腕の小笠原慎之介投手、140km/h前半しかまだ出ていないものの復活を見せる吉田凌投手の左右のエースがおり、昨年の140km/hカルテットと比べても負けない安定感がある。打線も昨年夏の悔しさを味わった選手たちが3年生となり磨きがかかる。

 敦賀気比は平沼翔太投手や篠原涼選手、松本哲幣選手などセンバツ優勝メンバーがその経験を活かす。静岡も強打のチームに2年生の村木文哉投手が146km/hを投げるまで成長している。智弁和歌山は投打に軸があるものの3紙ともAがつくのは名将・高嶋監督の采配を評価してだろうか。

 他にAが付いているのは花巻東、作新学院、健大高崎、専大松戸、関東第一、東海大甲府、中京大中京、大阪偕星学園、天理、九州国際大付、興南。夏は強打のチームが強いという認識があり、作新学院、健大高崎、関東第一、東海大甲府、天理、九州国際大付は強打のチームといえる。特に関東第一やオコエ瑠偉選手、天理は舩曳海選手、健大高崎も機動破壊で足があり中軸に長打力がありしっかりしたチーム。また九州国際大付は山本武白志選手、作新学院は朝山広憲選手といった打線の核がいる。その中で東海大甲府は静岡高校と同じくらい中軸の破壊力がある。

 花巻東、専大松戸、中京大中京、大阪偕星学園は投打にバランスが良く、花巻東・高橋樹也投手に佐藤唯斗選手、専大松戸は原嵩投手に渡邉大樹選手、中京大中京は上野翔太郎投手と4番の伊藤寛士選手、大阪偕星学園は光田悠哉投手に姫野優也選手がいる。興南も全員が身体能力が高い。

地区学校名日刊報知スポ
ニチ
北北海道白樺学園CCB
南北海道北海BBB
青森三沢商CCC
岩手花巻東BAB
秋田秋田商BBC
山形鶴岡東CCB
宮城仙台育英AAA
福島聖光学院BBB
茨城霞ヶ浦BCB
栃木作新学院BAB
群馬健大高崎BBA
埼玉花咲徳栄BCC
千葉専大松戸BBA
東東京関東第一BAB
西東京早稲田実BBB
神奈川東海大相模AA特A
山梨東海大甲府BAB
新潟中越CBB
長野上田西CCB
富山高岡商BCC
石川遊学館BBB
福井敦賀気比AA特A
静岡静岡AAA
愛知中京大中京BAB
岐阜岐阜城北BCB
三重津商BCC
滋賀比叡山CBB
京都鳥羽CBB
大阪大阪偕星学園BAA
兵庫滝川二BBB
奈良天理ABB
和歌山智弁和歌山AAA
岡山岡山学芸館BBC
広島広島新庄BBB
鳥取鳥取城北CCC
島根石見智翠館CCB
山口下関商CCB
香川藤井学園寒川CCB
徳島鳴門BBB
愛媛今治西BCB
高知明徳義塾BBB
福岡九州国際大付BBA
佐賀龍谷BBC
長崎創成館CBB
熊本九州学院BBB
大分明豊BCB
宮崎宮崎日大BBB
鹿児島鹿児島実BBB
沖縄興南BBA
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