夏の高校野球・甲子園大会、2日目の見どころと注目選手

 高校野球甲子園大会2日目、注目の投手・野手が続々と登場する。対戦カードと注目選手をまとめました。

 第1試合は花巻東の146km/h左腕の高橋投手と専大松戸の148km/h右腕・原投手の対戦、共にプロ注目だが評価が定まっていない投手でもあり、このピッチングが重要になる。

 第2試合もプロ注目投手が登場、霞ヶ浦の綾部投手は原投手と並び関東屈指の注目投手、広島新庄の2年生・掘投手は三振を奪える左腕で来年のドラフト候補。第3試合も2年生の鳴門・河野投手、中山投手など昨年1年生で甲子園を経験した投手たちに注目、九国大付のプロ注目・山本選手や前後を固める強打線にどんなピッチングを見せるか。

 第4試合は両チームとも高いレベルで似ているチーム。東海大甲府・菊地投手、静岡・村木投手は共に2年生で140km/h中盤を投げる。また打線は共にトップバッターから主軸までプロ注目の選手が数人いるチーム。2年生にも注目の打者がおり、高いレベルの試合が期待できる。

 

2日目

第1試合

花巻東高校
千葉耕太2年
193cm 右
 元々は外野手も1年秋に佐々木監督に投手希望を伝え投手に転向した。 193cmから投げおろす速球で、2年生夏の初戦・大野戦に先発すると、5回1/3を3安打無失点に抑えた。C
佐藤唯斗3年
191cm84kg 右右
 190cmの身体からスタンドにライナーで放り込むパワーある右の強打者  中学時代に投手、捕手としてプレーも右肘を痛め、右ひざの軟骨を移植する手術を受けた。  高校では野手としてプレーすると、2A
高橋樹也3年
176cm75kg 左左
 小柄な左腕投手だが伸びてくる速球で空振りを奪える。  2年春の東北大会決勝で盛岡三を相手に2安打11奪三振で完封勝利、秋には144km/hを記録し、東北大会2回戦の東日本国際大昌平戦で5回途中かB
吉田直人3年
185cm70kg 右右
 身長が高く2階から投げおろす感じ。コントロールもよく、コースに投げ分けられる。変化球は、いい球種が無く課題が残る。将来は、ドラフト候補になるだろう。B
専大松戸高校
本橋一馬1年
177cm68kg 右右
 体にバネがあり能力が高い 
永井雅哉2年
173cm87kg 右右
 どっしりとした構えから鋭い打球を飛ばす長距離打者、ポジションは三塁手・一塁手 上一色中軟式野球部出身、中学時代に4番打者として都大会優勝を果たしている 専大松戸高校では1年春からベンチ入りB
丸茂弘汰2年
185cm93kg 右右
 どっしりとしていて馬力がありパワフルなスイングから鋭い打球を放つ強打者で投手としても重い球質の力がある球を投げる。B
原嵩3年
185cm84kg 右右
 専大松戸高校を初の甲子園出場に導いたエースで4番の大黒柱、投打でプロスカウトから注目を集める 投手としては140km/h台を計測するストレート、スライダー・カット・カーブ・ツーシーム・スプリットA
渡邉大樹3年
181cm79kg 右右
 ライナーで広角に安打を量産する俊足強打の大型遊撃手、大柄だが50m5.6秒で走る俊足を持つ、2年春から秋まで4番、3年春からは1番を打つ 2年春の関東大会初戦/矢板中央戦で4番遊撃手で出場し3安B
岡本良樹3年
173cm65kg 右右
 バッティングセンス抜群で広角に鋭い打球を放つ! 父は元プロ野球選手の岡本哲司氏!C
角谷幸輝3年
166cm60kg 左左
 キレが良い球をコントロール良く投げるセンス抜群のピッチャーC
高田拓実3年
178cm70kg 右左
 昨年の夏の千葉県大会チームの中軸として活躍。 一発もある俊足の打者。 中学時代はショートもこなした。 打撃、守備、足の走攻守が揃った選手。 今大会も注目。 

 

 

第2試合

霞ヶ浦高校
小川翔平2年
181cm81kg 右左
 水戸シニア時代には、不動の3番ショート 長打を打てる大型内野手 守備も一級品 
根本将汰2年
172cm66kg 左左
 小柄な体からコンパクトで思い切りの良いスイングで逆方向へも長打を放てる左打者、グラブ捌きが良く一塁守備も巧み 1年春から出場機会を獲得、春季関東大会横浜高校戦では途中出場ながら右越え三塁打を含む 
綾部翔3年
187cm80kg 右右
 やわらかいバッティングで広角に鋭い打球を放ち力強さもあり長打も打てる強打者でピッチャーとしても手足の長さをいかし角度と勢いがある球を投げるB
安高颯希3年
168cm65kg 左左
 腕の振りが鋭くノビがあり球速表示以上に速さを感じるストレートを投げるピッチャーで俊足巧打の外野手としても評価されているB
広島新庄高校
堀瑞輝2年
175cm76kg 左左
 サイドに近いスリークオーターからスピンの効いたストレートがシュルシュルと伸びてくる。ストレートの球速こそ130キロ台中盤だが、ストレートで押せるし、狙って空振りが奪える球質。スライダーなど変化球の織りB
佐々木祥人3年
176cm66kg 左左
 今年、世界大会にも選抜された田口投手の二年後輩。 キレのあるスライダーと速球が武器。 未来の大器間違いなし。C

 

 

第3試合

九州国際大付属高校
岡田虎二郎2年
172cm68kg 右左
 走攻守のバランスが非常に良いB
安永元也2年
177cm68kg 右右
 力強いスイングから広角に鋭い打球を放つ強打者で地肩の強さをいかして投手としても勢いがある球を投げる能力が高い選手B
永岡大昇2年
174cm72kg 右右
 肩の強さと送球の安定はトップレベル 将来が楽しみな捕手として注目して見ています。 
永次碧斗2年
180cm78kg 右右
 捕ってからのスピードが速い 
藤本海斗2年
185cm75kg 右右
 長身から投げ下ろす本格派右腕。 球種は急速のあるストレートを武器に スライダー、カーブ、チェンジアップを 巧みに使い分ける 
岩崎魁人3年
172cm75kg 右右
 広角に鋭い打球を飛ばす九州国際大付の逸材外野手。2013年秋(1年時)、第133回九州地区高校野球福岡大会では、1年生ながら6番右翼手として出場し、準決勝の小倉戦で二塁打をマークするなど、攻守にわたるB
富山凌雅3年
175cm70kg 左左
 球威があるストレートを軸にカーブ・スライダー・フォークで打ち取る力があるピッチャーB
山本武白志3年
187cm87kg 右右
 力強いスイングから鋭い打球を放つ強打の三塁手で投手としても勢いがある球を投げるB
鳴門高校
中山晶量2年
185cm75kg 右右
 角度と勢いがあるストレートと多彩な変化球を投げるピッチャーだよ。A
河野竜生2年
172cm72kg 左左
 しなやかな腕の振りからキレが良い球を投げる 1年生エースで130キロ台のストレートと80キロ台のスローカーブで組み合わせB
尾崎海晴2年
175cm78kg 右右
 質が良い多彩な変化球をコントロール良く投げる技巧派投手でストレートも重くて球威があるC
矢竹将弥2年
176cm71kg 左左
 報知高校野球7月号に注目選手と紹介されたコントロール抜群の投手。 

 

 

第4試合

東海大甲府
亀田啓太1年
180cm80kg 右右
 東海大甲府で1年春からベンチ入りを果たした恵まれた体格の大型強肩捕手、1年夏前でセカンド送球最速1.96秒 高校進学時に40~50校の誘いがあった逸材A
沖野谷翔太1年
180cm72kg 右右
 東海大甲府で1年春からベンチ入りを果たした50m6秒フラットの俊足と遠投100mの肩を持つ大型内野手 
大岡稜2年
177cm70kg 右右
 体幹がしっかりとしていて体に力があり能力が高い選手。 滋賀県立安曇川中学時代は大津瀬田レイカーズボーイズに所属しエースで4番、ピッチャーで登板しない日は4番でショートを守りチームの中心選手で全国B
菊地大輝2年
178cm84kg 右右
 ガッチリとした体型からオーソドックスなフォームで140km/hを超えるストレートを投じる、スライダー、カーブ 1年春の2回戦身延高校戦で1回3奪三振デビュー、1年秋の関東大会では1回戦の千葉黎明B
福武修2年
176cm66kg 右左
 2年春の練習試合で、早大学院戦で満塁ホームランを放つ。遊撃手としても期待が高い。B
松岡隼祐2年
180cm87kg 右右
 湘南クラブで2年の時から4番ジャイアンツカップ優勝にも貢献した。 中学時代にホームラン20本放った逸材。 高校進学時には、30校を超える高校から誘いがあったが、先輩中日ドラゴンズ高橋周平の東海大甲B
五十嵐誉3年
173cm67kg 右右
 強豪東海大甲府で1年夏からベンチ入り。1年秋から渡辺諒の抜けた後の遊撃手のポジションを獲得し3番を打っている。 まだまだ小柄ながらパンチ力も秘め、2回戦の富士河口湖戦で公式戦初本塁打をレフトスタB
角山颯3年
176cm76kg 右左
 打席で低く構えて力を貯め、痛烈な打球を左右に放つ。また1塁まで4秒を切る足がありバントヒットで出塁もできる。肩はそこそこだが期待できる打者。  2年秋の関東大会・千葉黎明戦で初回に初球をいきなりB
高部瑛斗3年
176cm73kg 右左
 走攻守そろった逸材。 練習試合、遊学館戦にて昨夏好投したエース子孫から逆風を割く100㍍超えの本塁打を放つ。 ヘッドスピードが速く広角に打つことが出来る。走塁にもスピード感があり、出塁すると積極的B
平井練3年
173cm76kg 右左
 どっしりとしていて力強いスイングから広角に長打が打てるスラッガー 2年生で東海大甲府の4番を打つ。B
長佳輝3年
173cm70kg 右右
 春の練習試合初戦の相模原線で、初打席でホームランを放つ。捕手では控え捕手だが、正捕手を狙う。C
静岡高校
村木文哉2年
182cm74kg 右左
 長身細身の投手体型から常にセットポジションで 130km/h台中盤のストレート、スライダー、カーブ、フォークを投じる。決め球以外でもフォークボールを使う事が多い 1年夏からベンチ入りを果たすと、A
鈴木将平2年
172cm73kg 左左
 運動センス抜群の外野手だよ。 ピッチャーとしてもキレが良い球を投げるピッチャーだよ。B
山本優輝2年
177cm75kg 右左
 130キロ台の直球、スライダー、カーブ、スプリットの三つの変化球を武器に一躍、チームのエース争いに食い込む急成長を見せる。球を受ける捕手陣は「経験はまだ浅いが、球のキレは山本が一番」と口をそろえる。 
赤塚周作3年
170cm70kg 右右
 50m5.9の俊足 鋭いスイングスピードで逆方向に強い打球を放つB
内山竣3年
175cm71kg 左左
 2年秋の東海大会で3者連続ホームランを記録した選手の一人。 俊足と巧打にプロ注目。B
堀内謙伍3年
175cm82kg 右左
 体に力があり力強いスイングから鋭い打球を放つ強打者で地肩が強いキャッチャーB
松田翔真3年
177cm80kg 左左
 キレがあり速さを感じるストレートを投げる投手です。B
安本竜二3年
178cm78kg 右右
 懐深く構えた打撃フォームから長打を飛ばす右の長距離砲、遊撃手 2年夏に甲子園出場。新チームから主将、東海大会では5番ショートで出場し優勝に貢献、初戦の土岐商戦で2打席連続本塁打、準決勝の日大三島B

 

 
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