北海道日本ハムの岡大海選手が、この日の韓国KIAとの練習試合で5回に三塁のエラーで出塁し、これで練習試合を含めて6試合で6つの相手のエラーを誘い、全ての試合で出塁を記録している。
エラーを誘う走塁
岡選手の走塁は大学時代から注目されていた。日米野球でも内野安打を記録したり、外野手の前のヒットにもかかわらず果敢な走塁で2塁を陥れたりしていた。昨年秋の侍JAPANの日本代表メンバーに選出された時も、台湾戦でレフト前のヒットで俊足を飛ばし2ベースヒットを記録している。
プロでも足でチャンスを掴んだ。1軍2軍の合同紅白戦で2軍だった岡選手は走塁で3エラーを招き出塁、進塁を見せて1軍昇格を決めると、この日まで6試合で6つのエラーを誘って出塁、進塁をしている。
185cmの選手が50m5.8秒で走るからなのか、走塁に迫力がある選手と言っていいと思う。オープン戦でホームランを放ち、投げても152km/hを記録する高い身体能力を持っており、その瞬発力はプロの中でも高いレベルにあると思う。
シーズンでもまずは足でチャンスを掴むのではないかと思う。岡選手の迫力の走塁に注目して欲しい。何かやってくれる選手だと感じさせる。
【日本ハム】岡ひろみ、エラーを誘え!強運?6戦6出塁 - スポーツ報知:2014/2/26
デビュー戦となった16日の1、2軍合同紅白戦(国頭)では3失策を呼び込んだのを手始めに、そこから6試合で誘発した敵の失策は早くも6つ目。栗山監督が岡について、「“持っている”というわけじゃないが、何かを感じさせる選手であることは間違いない」と評していた通り、俊足が相手の警戒心と焦りを必要以上にあおり、“超常現象”が起きている。
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