昨夏の覇者・東海大相模は三浦学苑と練習試合を行い、147キロ右腕の北村朋也投手が6回を投げて3安打6奪三振無失点の投球を見せた。この試合には6球団のスカウトが視察に訪れた。
夏に向けて
昨年は小笠原慎之介投手(中日ドラフト1位)と吉田凌投手(オリックスドラフト5位)の活躍もあり、夏の甲子園を制覇した東海大相模、一昨年も青島凌也投手、佐藤雄偉知投手がプロから注目をされていた。
そして今年は北村朋也投手の番だ。北村投手は181cmから最速147キロの速球を投げ、昨年夏は予選大会で好投を見せていた。甲子園では遊学館戦で1イニングを投げて無失点、146キロを記録し、第3の投手として注目された。
昨年秋は神奈川大会3回戦の戸塚高校戦で6回参考ながらノーヒットノーランを記録したが、続く準々決勝の横浜高戦では、7回途中までを投げて8安打で5失点、夏春連続甲子園は断たれた。
この日は最速142キロの速球を投げ、6回を投げ4者連続を含む6奪三振を記録、3安打無四球で無失点の仕上がった投球を見せた。
またこの日は中日など6球団のスカウトが視察に訪れた。練習試合解禁のこの日に、これだけのスカウトが集まった事で、注目度はかなり高い。
夏へ北村好発進 日刊スポーツ紙面 2016/3/9
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