社会人野球のヤマハがキャンプインし、エースとして期待される伊藤直輝投手が「150キロを目指す」と意気込んだ。
日本文理エース
伊藤直輝投手は日本文理高校で夏の甲子園で5試合すべてに完投し準優勝を果たした。また東北福祉大では4年生の時にエースで主将を務め、ヤマハに進んで今年で4年目を迎える。昨年の日本選手権では準決勝の大阪ガス栓で6回からリリーフし、4回無失点に抑える好投を見せ、チームの日本一に貢献した。
今年はエースだった池田駿投手(2016年巨人ドラフト4位)が抜ける事で、伊藤投手も先発としての期待が高まる。これまではコントロール、キレを重視していたが、この冬はパワーをつける事を意識しトレーニングをしていたという。昨年は145キロを記録しているが、「まだまだ150キロも目指しますよ」と話している。
スライダー、カットボールがあり、ストレートも140キロ後半に入ってくれば、社会人4年目とはいえ十分ドラフト候補に入ってくる。
ヤマハは今年はドラフト上位候補と注目されている鈴木博志投手がおり、スカウトが足を運ぶ回数も多くなり、その時に伊藤投手に目が留まることもありそうだ。伊藤投手のブレークに期待したい。
今まではコントロール、キレを重視していたが、この冬はパワーを付けることを意識し、「力強いボール」をテーマにしています。トレーニングも順調で、力がついていると実感できています。
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