巨人はドラフト会議の2位と3位で社会人の即戦力捕手を指名した。正捕手を務める小林誠司捕手への物足りなさを明白にする指名だった。
そこが一番の課題
巨人の小林捕手は今季138試合に出場したものの打撃は.206と低く、高橋監督も「そこが一番の課題」と話していた。今ドラフトで小林選手も「捕手は取るだろうと思っていました。そういう世界なので。」と話した。
巨人はドラフト2位で大阪ガスで社会人NO.1捕手とも評価された岸田行倫捕手を指名し、さらにドラフト3位でNTT西日本の大卒3年目の大城卓三捕手を指名した。即戦力捕手一人を上位で指名する事は予想できたかもしれないが、3位までに即戦力捕手を2人も指名する事は、小林選手にも予想できなかっただろう。痛烈な球団からのメッセージに「成績も残せていないので、練習するだけです」と話した。
小林捕手は広陵高校から同志社大を経て日本生命で2年間プレーし、2013年にドラフト1位で巨人に指名された。4年間プレーし、138試合出場をするなど実績も積んできたが、元々打撃面はそれほど期待されていなかったが、徐々に打撃面も求められるようになってきていた。
若い岸田選手、そして長打力のある大城選手の加入で、また宇佐見選手なども含めて巨人の正捕手争いは、再び激しくなる。
「捕手は取るだろうと思っていました。そういう世界なので。成績も残せていないので、練習するだけです」
巨人は21歳の2位・岸田(大阪ガス)、24歳の3位・大城(NTT西日本)と上位で即戦力捕手を指名。育成を含めて捕手は11人となった。36歳の実松以外は20代。好打が売りの2年目・宇佐見らとの正捕手争いはさらにし烈になる。
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