南福岡大会では、東福岡の金光雄紀投手が、場外ホームランと5回8奪三振無失点の好投で勝利しベスト16入りを果たした。
143キロ二刀流
金光雄紀投手は172cm80kgの体がある右投げ左打ちの選手。最速143キロの速球を投げ、打っても長打力ある打撃を見せる。
この日は1点を先制された4回に2番手投手として登板すると、直後の裏の打席で、ライト場外に飛び出す逆転2ランホームランを放った。「高校では3本目ぐらい」という場外弾だった。
また投げても8回までの5イニングを2安打8奪三振、6回2アウト満塁の場面も三振で切り抜けるなど、無失点で抑えた。終わってみれば8-1で8回コールド勝利となりチームに勢いをつける活躍を見せた。
金光投手はMLBの速球王・チャプマン投手の練習法である、通常の球より約200g重い球でキャッチボールを行い、球速は143キロを記録し、以前は高めに浮いていたというが、低めに抑えが利くようになった。
小柄ながらパワーを秘める二刀流、ベスト16入りし、「甲子園のマウンドに立ちたい」と話した。
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金光、圧倒二刀流 西日本スポーツ紙面 2018/7/14
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