最速143キロ左腕・明石南の沢井翔投手が強豪私学に挑戦

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第107回全国高校野球選手権兵庫大会の開会式が姫路ウインク球場で行われ、明石南の最速143キロ左腕・澤井翔投手(3年)が、甲子園出場経験もある実力校を、46年ぶりの聖地へ導くため、ノーシードからの「下克上」を目指す。

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「“打倒・強豪”という気持ちは強い」

澤井翔投手は177cmの左腕投手で最速143キロの速球を投げ、兵庫県の強豪私学がマークする投手だ。そして澤井投手も「打倒・強豪という気持ちは強いですね。見ておけよ、という気持ちです」と話し、東洋大姫路や報徳学園、社などの強豪ひしめく兵庫を勝ち抜く覚悟を示した。

昨夏も主戦投手の一人として、ノーシードから5回戦に進出する原動力となった。新チーム結成以降は公式戦で目立った成績は残せていないが、打倒・強豪私学を口にする実力を持っており、今年は、今春の選抜に出場した市立和歌山との練習試合で、先発して2-3の接戦を演じ、阪神・才木浩人投手の母校でもある須磨翔風との練習試合でも3安打1失点完投と、強豪相手に互角の戦いを見せてきた。

兵庫大会に明石南はノーシードで挑む。入ったブロックは、第1シードに滝川二、第2シードに東播磨が入ったが、沢井投手は「望むところ」と話す。昨夏も、2回戦の淳心学院戦を皮切りに、柏原、神戸鈴蘭台を倒して勝ち上がっており、今年もノーシードからの勝ち上がりに自信を示す。

明石南は、1979年夏に甲子園出場をしているが、近年は低迷が続き、聖地から遠ざかって古豪という存在になっている。まずは初戦となる13日の西脇との2回戦から、澤井投手の下克上が始まる。

沢井翔投手 プロフィール

  • 氏名:沢井 翔(さわい かける)
  • 生年月日:2007年6月12日
  • 出身地:兵庫県
  • 経歴:小学3年で野球を始める
  • 投打:左投左打
  • 身長・体重:177cm・74kg
  • ポジション:投手
  • 主な特徴や実績:最速143キロのストレートを投じる左腕。昨夏、ノーシードのチームを5回戦進出へ導く原動力となった。今春の練習試合では、市立和歌山や須磨翔風といった強豪相手に好投を見せている。50メートル走6秒8、遠投100メートル。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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