法大・多木裕史選手は100安打へあと3本

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 法大の多木裕史選手が立大戦で3安打を放ち、リーグ通算100安打へあと3本とした。

 多木裕史選手は大学屈指の内野手として、3番ショートでプレーし、大学日本代表メンバーの常連でもあった。ドラフト候補として指名確実かと思われたが、4年生の春季リーグで打率.125と低迷、守備もサードに回され、一から出直すとしてプロ志望をせずトヨタ自動車入りを決めていた。

 それでも積み重ねたヒット数は97本となり、東京六大学の大打者の仲間入りを果たしそうだ。100安打について多木選手は「意識はするけど、試合の中で勝手に出てくれれば。重圧はない」と話し、トヨタ自動車に進路を決めたことについて「気持ち良くできるようになった」と進路が決まり今はスッキリとシーズンに集中できているようだ。

シーズン 試合 打数 安打 打率 本塁打 打点
2009春 12 44 15 .341 0 12
2009秋 13 49 14 .286 0 5
2010春 11 42 10 .231 0 5
2010秋 11 47 15 .319 1 6
2011春 13 50 16 .320 2 8
2011秋 13 48 14 .292 1 4
2012春 13 48 6 .125 0 2
2012秋 5 17 7 .412 0 1

 

 安打製造機が大台到達を視野に捉えた。法大・多木は1、2打席目に内野安打を放つと、3打席目は中前へはじき返して今季初の猛打賞。100安打まで残り3本としたが、「意識はするけど、試合の中で勝手に出てくれれば。重圧はない」と自然体を強調した。巧みな打撃技術でプロからも注目されていたが、「自分の中ではまだまだ」と社会人野球のトヨタ自動車入りを決断。「(進路が決まって)気持ち良くできるようになった」と、7日の2回戦で一気に快挙達成を狙う。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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