日本プロ野球、田沢ルール見直しへ

 日本プロ野球機構は12球団代表者会議を開き、いわゆる田沢ルールの見直しをしていく、という方向性を決めた。

 田沢ルールとは2008年に当時JX-ENEOSでドラフト上位候補だった田沢純一投手が12球団に指名の断りを入れた上でメジャー挑戦を表明、ドラフト上位候補選手が直接メジャーに行く初の例となり、これを受けてプロ野球側は、ドラフトを断って直接海外に渡った選手は高校生なら3年間、大学・社会人なら2年間は日本のドラフト会議で指名できないというルールを作った。

 しかしこの制度は今回の花巻東・大谷翔平投手のように機能をしておらず、制度の見直しについての意見が上がっていた。今回は、すぐに変更しようというものではなく、良い案を出し合いまとまったら現行制度を変えましょうということになったようだが、「今回のようにドラフトで指名されてメジャーに挑戦した場合には、将来的にもドラフトで指名した球団が優先交渉権を持つ」といったような案も出されたようだ。

 こんなにゆったりした対応でいいのかという思いが強いし、出てきた案も悪くはないのだが、あくまで国内球団の裏技を防ぐという意味合いが強く、国際的になってきた新人選手獲得のルールを決めようというものではない。

 国内ではアマチュア選手がメジャーリーグを目指す例も今後増えてくると予想され、メジャーリーグも世界ドラフトを検討するなど、互いがバラバラにルールを設定しあい、韓国でもトラブルが起きるなど問題は発展してきている。

 事は急を要し、また国際的に解決するべき問題になっていると思います。そこで、ドラフト会議ホームページでは皆様のご意見を伺いたいと思います。投稿フォームにご意見をお寄せください。よろしくお願いします。(尚、ご意見については取りまとめた上で発表の場で、ご意見として使わせていただくかもしれません。ご了承いただける方のみ、ご意見をお待ちしております。)

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ご意見

 

 大谷が動かした「田沢ルール」見直し - サンケイスポーツ:2012/10/28

 米国も注目する一人の高校生が、日本球界を動かした。大谷が米大リーグに挑戦した場合、現行のままでは12球団は退団から3年間、ドラフトで指名することができない。有望選手の海外流出抑制を目的にした申し合わせに対し最初に見直しを求めたのは、大谷を1位指名した日本ハム。島田利正球団代表が私見とした上で「仮に大谷君が5年で日本に帰ってきたとき、まだ23歳なのに(26歳まで)日本のプロ野球に入れなくていいんだろうか」と疑問を投げかけた。

 

 広島・鈴木清明球団本部長は「“田沢ルール”に代わるいい制度があるかどうか議論をしようと話した」といい、具体案を披露。大谷が米球団と契約した場合、交渉権を日本野球機構(NPB)の預かりとし、帰国後に日本ハムが優先交渉権を行使するというものだ。

 

 「純粋な気持ちはルールを作っても(止めるのは)無理。(申し合わせを)やめようというのではなく、別のいいものがあればそうしていけばいい」と鈴木球団本部長。いわゆる「田沢ルール」は、有望選手の海外流出は日本球界の空洞化を招くとの経営者側の危機感から生まれた。もし夢破れる形で帰国しても日本のプロで野球を続けることができれば、選手は海外へ挑戦しやすくなり、空洞化に拍車がかかる可能性もある。代表者会議には議決権がなく、次回11月19日の実行委員会で本格的に議論する。 全文はスポーツ紙サイトをご覧ください。

 「田沢ルール」再検討へ - スポーツ報知:2012/10/28

 プロ野球の12球団代表者会議が27日、都内で行われ、大谷のメジャー挑戦表明を受け、アマ選手の大リーグ流出を防ぐためのいわゆる「田沢ルール」を今後再検討していく方針が確認された。

 

 「田沢ルール」は、ドラフト指名を拒否して海外球団と契約した際に一定期間、NPB球団と契約できないとする12球団間の申し合わせで、高卒選手の大谷の場合は3年間となる。「メジャーに行きたいという純粋な気持ちを、ルールで抑えるのは無理。いい考えがあるなら議論していけばいい」と広島の鈴木球団本部長は説明。ドラフト指名を拒否した選手がメジャー挑戦後に日本へ復帰した場合は、指名球団が優先交渉権を持つなどの案が出された。今後、実行委員会で審議を継続していくことになりそうだ。


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