韓国の高校2年生、NO1左腕投手がオリオールズと契約!韓国球界から永久追放へ

ドラフト制度

2008年、当時は新日本石油(現JX-ENEOS)のエースでドラフト会議上位候補だった田澤純一投手がメジャー行きを表明し、日本の12球団にドラフト指名をしないように要請をした上でドラフト終了後にボストンレッドソックスと契約を交わした事件があった。それまでにもアマチュア選手がアメリカの球団と契約する事はあったものの、ドラフトの目玉候補だった選手が行ったことで大問題となり、これを受けてプロ野球は、アマチュア野球選手が直接外国の球団を契約した場合日本球界に復帰する際には年数(高校生からの場合は3年、その他の場合は2年)の制限をかけるというルールを決定した。

今回、韓国で大邱上院高校の2年生だったキム・ソンミン投手とオリオールズが契約を交わしたという事件が起こった。キム投手は140km/hの速球と多彩な変化球を投げる左腕で高校では既にNO1と評価されていたようです。日本でも有望な高校生がメジャーと契約したことはなく、しかも2年生の時点で契約となるとやっぱり問題となりそうです。

結局、韓国野球委員会はキム投手を永久追放とし、オリオールズに対して国内のスカウト活動を禁止する、という日本よりも非常に厳しい措置をとるようです。

メジャーでは世界ドラフトの開催について再び議論が始まった他人事とは思えない状況です。

サッカー選手が自由に世界に飛び出していく状況と比べると野球界は日本も韓国も閉鎖的で、それこそ昨年の菅野智之投手のような事が起きると「選択の自由」という言葉が出てきますがこれと同じ感じです。

この問題の解決策はなかなか出ないでしょうから、やはりアメリカ地域とアジア地域でのルール決めが必要でしょう。ポスティングでも課題が出てきているのでこれを機に。

事態泥沼化 韓国野球委員会 スカウトの活動永久禁止にオ軍は強硬姿勢 - スポーツニッポン:2012/02/10

韓国野球委員会(KBO)が先月30日にオリオールズとマイナー契約を結んだ高校2年生のキム・ソンミン投手(17)を韓国球界から永久追放したと、一部の韓国メディアが伝えた。 KBOは併せてオ軍の韓国内でのスカウト活動の永久禁止も決定した。オ軍のダン・デュケット編成本部長は、地元のボルティモア・サン紙の取材に「理解できない。彼は2年生だが4月には18歳になる」と強硬な姿勢を示しており、両者の主張は真っ向から衝突。事態は泥沼化の様相を呈している。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント