2年生、駒大・江越大賀選手、大学通算4号ホームラン!

2014年ドラフトニュース

 大学球界にとってもプロ野球にとっても待ち望んだスラッガー候補がいる。

 駒大の江越大賀選手が東都リーグの中大戦で2-2の同点で迎えた8回裏、監督よりホームランを狙っていいと言われて入った打席で見事決勝のホームランを放ち、チームの勝利に貢献した。これで2年生ながら大学通算4号となった。

 江越選手は長崎・海星出身で高校通算26本塁打を記録、プロ12球団のスカウトが注目した選手。大学でも1年生の春に2本塁打を放ち、今シーズンも亜大戦でホームランに3ベースヒットを記録している。50m6.0秒の足もあるニュータイプのスラッガーだろう。

 かつては慶大の高橋由伸が通算23本塁打、青学大の井口忠仁が24本塁打、日大・村田修一が20本塁打と大学生スラッガーが活躍していたが、最近は投高打低の傾向が強く昨年スラッガー候補として阪神にドラフト1位指名された伊藤隼太選手も大学通算は10本塁打だった(ただし、青学大だった小久保裕紀は大学通算8本塁打)。本人も大学で20本塁打を狙いたいと話しているようで、久々に大学生でホームラン数が気になる選手が出てきた。

  • 2014年のドラフト候補一覧!
  • 駒大・江越が大学通算4号V弾「20本目標に」 - 
    スポーツニッポン
    :2012/05/02

     駒大は同点の8回に、2年生の江越が特大の一発を左中間席に運んだ。西村亮監督から「狙っちゃっていいよ」と声を掛けられて打席に入ると、2球目のカーブをすくい上げた。「監督さんに言われて、逆にリラックスして思い切りいけました。気持ちでどうにかできました」と満足そう。通算4本目の本塁打となったが「(4年間で)20本を目標にしたいです」と意気込んだ。

    打てと言われて駒大・江越V弾/東都大学 - 
    ニッカンスポーツ・コム
    :2012/05/02

     ヒーローは「監督に言われて、逆に思いきっていけました」と晴れやかだ。春には強い。すでに今季2号目。リーグ戦での4本塁打はすべて春に放った。まだ1年生だった昨年、リーグ戦初安打がバックスクリーン直撃の豪快アーチとデビューも衝撃的だった。

     相手は日大。それもやる気に火を付けた。「理想の打者、長野さんなんです。トップを大きく取るのも参考にしてて」。巨人ファンの江越は、憧れの長野久義の母校・日大戦は特に「燃える」らしい。本塁打の前の3打席は、ともに得点圏に走者がいる好機で加点できなかった。5番打者としての意地も加わり、会心の一発につながった。

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