プロ野球交流戦は6月14日の勝敗時点で、パリーグが54勝43敗3分けとし、勝ち越しを決めた。その結果、今年のドラフト会議の指名優先権はパリーグに与えられることが決まった。
パリーグに指名優先権
ドラフト会議は昨年まではオールスターの結果によって優先権が決定していたが、今年からは交流戦で勝利数の多いリーグにドラフト指名優先権が与えられることが決まっていた。
これは、セリーグより交流戦の試合数を減らしたいという要望を受け入れる代わりに、パリーグが要望したものとみられる。これまで交流戦は昨年まで10年間行われているが、2009年にセリーグが勝ち越した以外は全てパリーグが勝ち越しており、対戦の方式が変わってもパリーグが有利と言われていた。
実際に今年もパリーグが勝ち越し、これで6年連続10度目の勝ち越しとなった。来年以降もパリーグが優先を獲得し続ける可能性もある。
ドラフト会議ウェーバー
ドラフト会議の優先権が決まった事で、指名順はパリーグ6位、セリーグ6位、パリーグ5位・・・の順で指名される。優先権で効果を発揮するのはドラフト2位の指名、ウェーバー順で指名した選手が獲得できるため、パリーグ6位のチームがいの一番に選手を獲得できる。
ただし、日本のドラフト会議の場合は、3位、5位などはウェーバーの逆となるため、セリーグの1位からの指名となる。獲得を狙っていた選手が直前で指名される事はこれまでも見られたが、全体的にみて優先権によって、大きく戦力差が出るという事は無いと思われる。
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